【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

月光に濡れる樹

2009-06-08 16:26:56 | 四季のスケッチ


   この所の朝は、
  真珠色の空で明けています。

   ただ、昨日も申しましたように、
  気温が低めですので、
  鬱陶しさはありません。

   同様に、3日連続で “午後から天気”
  です。こんな事も珍しい事です。

   そうそう昨夜のお月様は、一昨夜とは
  打って変わって、美しいものでした。
  
   昨夜も肌寒く、この時期には珍しく、
  空気が澄んでいたからでしょうね。

   “・・・空中には薄荷はっかの匂いが漂い、
  どこか目に付かない所の薔薇が、たまらなく甘く香っていた。
   6人も子供がいるにも関わらず、
  今なお若々しい目で夢見るように芝生を眺めていたアンは、
  月光を浴びたロンバルディ・ポプラの若木ほどほっそりとして
  妖精じみたものは、又とないと思った。・・・”


     若木・・。我家にもありました。
    そう、細くて華奢(きゃしゃ)な 「リラの樹」 が・・。
    
     今年は花こそ咲きませんでしたが、
    今も若緑色の葉っぱを湛えている美しいリラの樹は、
    「ロンバルディ・ポプラ」 に、
    勝るとも劣っているとは思えません。

     そして、「野村紅葉」 と共に、遥か頭上に背丈を伸ばした、
    薔薇も目に付かない所の “薔薇の甘い香り” を放っています。

     薄荷こそありませんが、これこそ、『アンの世界』! 
    月光に濡れ、白く輝いています。
    
     その上、“月光に濡れる・・” なんて、そのロマンティックな響きに、
    我ながら酔い・・。アンも、↓ こんな風に言っている事ですから。 ~なんて。

   「有り難い事には、
  あたしたちの空想には節約の必要が、ありませんわ。」
        
                                  以上 【「炉辺荘のアン」 第16章】

   ところで冒頭の写真は、今年もやって来たアゲハ蝶です。
  このアゲハ蝶は、とても大人しく、私が近付いてもじっとして逃げませんが、
  今日もやって来た白い蝶は、ひらひら舞うばかり。

   そうそう、「半夏生」 の白い蝶? は、未だ緑のままです。
  遅れているような気もしますが、早く風に乗ってひらひら舞う様を見たいものです。

和と寄り添う時

2009-06-07 19:19:50 | 『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』編


    昨日の午後は良いお天気。なのに・・
   今朝は、真珠色の空になりました。

    今日も、昨日同様、午前中は、
   雨も心配になるような曇り空。
  
    その後は、昨日と全く同じ経過を
   辿って、午後から快晴です。

    そうそう、こちらも昨夜のお月様。
   ほぼ真丸のお月様が、
   東南の空に輝いていました。

   それもその筈、明日は満月なのですね。
   しかしながら、その色たるや・・
   赤っぽいお月様で、思わずドキッ!

    ちょっと無気味で。苦手です。
   早々に眺める事をやめてしまいました。

    でも、後で見た時は本来のお月様の色に・・。ホッ! 
   胸を撫で下ろしました。さて、今宵のお月様は、いかがでしょう・・? 

   “月が昇ろうとしている所で、
  その前触れは月の出そのものより、もっと素晴らしくさえあった。
   小道に沿って 鬼百合 が 『燃えるように』 咲いており、
  忍冬すいかずら の匂いが夢見るような風の翼に乗って漂って来た。・・・・・”
 
                                         【「炉辺荘のアン」 第16章】

   月の出そのものより・・昇ろうとしている所の方が、美しいのですね。
  相変わらず、『アンの世界』 の風景描写には、溜息です。 

        

     今日も前置きが長くなりました。
    さて、「和」 と言いますと、どのようなイメージをお持ちでしょうか。
    
     “陰翳の美”と言ったのは、谷崎潤一郎ですが、
    和の持つ魅力は、様々なものがありますね。

     その昔、調度類は季節ごとに出したりしまったり・・。
    時節に合わせてしつらえ、愛(め)で、存分に味わう。
    これこそ、“和の暮らし” そのものですね。
     
   今では私達の住まいも、すっかり
  洋風化されてしまいました。

   雰囲気だけ和の 『カフェ「薔薇の詩
  (ポエム)』 のオープンです。

   尤も、珈琲カップなど、器だけの
  和ですが、今日は、その趣で。

   こうなりますと、
  カップは、やはり土物です。

   この焼物、どちらの物かは失念して
  しまいましたが、持ち手など個性的な器で気に入っています。
  作者の顔が想像出来るような優しい器です。      

ポケットに野の花を・・

2009-06-06 19:05:05 | 路傍の花~道草


     昨日の夕方には上がった雨ですが、
    今日も真珠色の曇り空で明けました。

     ただ今朝も気温は低めですので、湿度が高いにも
    関わらず(66%)、この時期特有の鬱陶しさはありません。

     と言いましても、これは朝だけの事。
    時間の経過と共に、太陽が顔を出して来ました。

     それでも蒸し暑さはありません。
    そよそよと気持ちの良い風が吹き、
    その風に身を任せていますと、6月という季節を忘れます。

     案の定と言いますか・・湿度は、60%をゆうに切っています。
    道理で気持ちがいい筈ですね。(午後6時現在)

   今日も視線の先に見えますのは、
  先日もお伝えした、ピンクのゼラニウム。

   まだまだ今盛りと咲き誇っています。
  先日と違いますのは、おもむろにピンクの
  絨毯を敷きつつある事でしょうか・・。

   一方、香りの良いローズゼラニウムは、
  そろそろ終焉の時を迎えつつあります。

   それにしても、ピンクのゼラニウムの
  方には虫らしい虫は、ほとんどやって
  来ませんが、ローズゼラニウム、
  どうやら蜂とは大の仲良しのようです。

   他の虫は寄せ付けない事で有名です
  のに、面白いですね。

   ところで、こじつけもいい所なのですが、
  『アンの世界』 の次のような描写に、
  ゼラニウムを当てはめて喜んでいる私がいます。

   6月 の初め、砂丘が野薔薇で ピンクに彩られ
  グレン中に林檎の花の匂いが馥郁ふくいくと漂う頃・・・・・”

                                         【「アンの夢の家」 第19章】

   こんな描写を目にするだけでも・・“6月、それは素敵な季節” なんて、
  歌いたくもなりますね。プラス、馥郁とした香りまで伴って来るのですから、もうたまりません。

   さて、久し振りに外出。
  山や野の緑が俄かに、
  濃くなった気がします。

   そして紫陽花。
  今は、道すがら楽しめます。ただ・・。
  
   偶々なのかも知れませんが、
  やけにピンクの花が多い事に
  気付きます。

   中にはワイン色をしたものも・・。
  確かに華やかなのですが、紫陽花
  のイメージとはほど遠いような・・。

   今日は急いでいた事もあって、
  廻り道はしなかったのですが、又々、こんな白い花を・・。

   “雑草という植物はない” と言いますが、本当ですね。
  初夏の風に、ゆらゆらと揺れていました。(写真の撮りにくかった事!)     

言の葉の魔力

2009-06-05 17:30:17 | リラのお気楽ユメ日記


     起床時には、“3日連続の降りそうで降らない雨・・?”
    ~なんて思ったのも束の間、ぽつぽつ・・。

     さほど大降りという訳でもなく、
    降ったりやんだりを繰り返しています。
    そして又、気温は低くなりました。今日も、肌寒さを覚えます。

     こんな風に雨が降りますと、“6月、それは素敵な季節~♪” と
    歌っている 【松山千春】 のメロディーが頭をよぎります。
    『アンの世界』 ならではの事ですね。

 さて冒頭の写真。
5本の小さな瓶は、「五大陸香水」 と銘打った香水です。
左から 「アテネ」、「京都」、「シドニー」、「ニューヨーク」、「カサブランカ」。

 たった五つのそれですが、こちらも普段使い。
結構楽しい毎朝の香り選びとなっています。
都市名があるだけで、その都市に思いを馳せる事が出来るからでしょうか・・。

 この中では、結構強めの 「京都」 の香水が一番減っているのが、
我ながら意外です。次が 「ニューヨーク」。
尤も、強めと言いましても、オードトワレですので、軽いものです。

 因みに “オー” とは、フランス語で “水” という意味。
「化粧室で身だしなみを整えるという所の水」でしょうか。







   “「でも、あたしは綺麗でなくてもいいから、
  お嬢さんのような姿になりたいですわ。」
  シャーロッタ四世は心から言った。
   アンは笑い、自分に捧げられた讃辞のいい所だけを受け取り、
  有り難くない所は捨て去った。・・・”
           【「アンの青春」 第27章】

     朝のゴミ出しの時の事。
    向こうから犬を連れてやって来られるのは・・。
    ご近所の、ちょっぴり苦手な方。

     “しまった・・” なんて、心の中で思いながら、
    「おはようございます。」
    
     さっと通り過ぎました。いいえ、通り過ぎる筈でした。
    でも、つかまってしまいました。

     「あなた、ここに来られた頃と、
    ちっとも変っていらっしゃらないわ。」
    
     「そんな事・・(ある筈もございません)。
    でも、有り難うございます。」

     「余程、お化粧が上手いのかしら・・」
    ガ~~~ン!! 言わずもがなの一言って、ありますね。

 この方は、一事が万事この調子で、僅か5分も立ち話しましたら、
後味の悪い気分になってしまうのです。

 それに引き換え、全く逆の方が、4月から入会した生協の方です。
偶々、勧誘に来られ即入会。それと言いますのも・・。

 一つには彼の爽やかさにもありました。
その第一印象に間違いはなく、家の階段をいとも簡単に、
楽々と大きな荷物を抱え、いつだって笑顔で玄関まで運んで下さるのです。

 それが仕事とは言え、なかなか出来る事ではないと思うのです。
「いつも綺麗にしていらっしゃいますね。」

 お花の事かと思っていましたら・・。
「ベルトのワンポイントが光っています。」

 エッ!? なんて言う事は、しょっちゅう。・・となりますと・・。
「本当に有り難う。いつも助かります。」~なんて、温かい言葉の応酬となります。
人間なんて単純ですもの。

 「僕は鍛えていますから。
何かありましたら責任を持って引き受けますので、いつでも言って下さいね。」

 こんな風に1週間に1度、心の中で 「爽やかインド君」 と呼んでいた彼は、
(インドが大好きなんだそうです)昨日で終わり、新しい人に代わりました。
でも、次の方もタイプは違いますが、感じの良い方です。

 「全く、この世は会ったり、別れたりって事ばかりね。
リンドの小母さんの言う事じゃないけれど。」

                                         【赤毛のアン」 第21章】

明日咲く花、散り行く花

2009-06-04 17:58:58 | 香る庭の花綴り


   昨日は降りそうで降らなかった雨。
  今日も、ほぼ同様の空で明けました。

   ただ天気予報では、今日の方が
  良くない筈でしたのに、意外にも薄日が
  差し、今の所降らないで済んでいます。

   さて、1年中咲いているゼラニウム
  ですが、(右の写真)ひとまず満開の
  ピークを迎えたようです。

   そろそろ、パラパラ・・と、
  その花びらを散らし始めています。

   庭全体が、桜ならぬ、ゼラニウムの
  ピンクの絨毯に覆われるのも、
  もうすぐです。

   この場所が、すっかりお気に入りの
  ようで、木のように大きくなって
  しまいました。

   しかしながら、満開の・・散り行く花があれば、やっと蕾を付けたものも・・。



   そうそう、そしてこちらの紫陽花は、
  水色から少しだけ紫色にその色を
  変えました。 
  
   かと思えば、今か今かと開花の時を
  迎えようとしている花達。  (左から
  紫陽花、インウォールクラータ、セージ)

   紫陽花も最近は、
  随分華やかな色も出回って来ましたね。

   でも私は、断然青が好きです。
  紫陽花は土壌によってその色を変えると
  言いますが、日本独特の “青” が育つ風土で良かったと思っています。

   紫陽花は、“七変化” とも呼ばれますように、花言葉も 「移り気」、
  「浮気」 などの、あまり有り難くないものです。
  
   この七変化する紫陽花も日本独特のようですね。
  日本人の細やかな心遣いも、もしかしたら・・こんな土壌に、あるのかも知れません。

   西欧では、
  ほとんどがピンク系だそうです。

   従って、フランスでは花言葉も、
  「元気な女性」 とか。
  
   お国が変われば、
  花言葉も・・という事でしょう。

   今、ふと思ったのですが、
  『アンの世界』 には、
  紫陽花は登場しません。
  何だか不思議な気がします。

   「・・・今日、あそこのあのねじれた古木の下に白すみれが、
  固まって咲いてるのを見つけたのよ。
  まるで、金鉱 を発見したような気がしたわ。」

                                         【「アンの愛情」 第20章】

   『アンの世界』 では、何と言っても “すみれ” ですね。
  そして私は・・。居ながらにして庭で又々、こんな野の花を発見しました。   
  私も金鉱を発見した気分!? です。   

別腹の誘惑

2009-06-03 16:27:27 | リラのお気楽ユメ日記


     昨日の爽やかな空から一転。
    真珠色の空となりました。

     珍しく小鳥も鳴かず、静かな朝です。
    昨夜は、やはり・・と言いますか、
    湿度が低かったせいもあって、
    かなり冷えました。

     でも逆に今日は、気温は同じなのに、
    それ程でもありません。
    寧ろ蒸し暑ささえ感じています。

     さて庭のドクダミ、一昨日、昨日と
    花の咲いた分だけ採っているのですが、
    今年は例年に比べ花の咲くのが
    遅い気がします。

     でも、この “咲いた分だけ採り”、
    この位が丁度いいのかも知れません。

     一気採り、一気洗いは大変です。
    この時期とは言え、相当量の水洗いは手が冷たくなりますもの。

   ところで昨日のこのお茶、
  実は、「すみれ香茶」 なのです。
  (めぐみさん命名)

   本当は、薄荷グリーン の、
  何とも言えない美しい色なのですが、
  昨日は、すみれの量が少々、
  多かったのと、煮出してしまった事も
  あって、何とグリーンティーに
  なってしまいました。

   “とろりと綺麗な緑色、
  見事なスープが待っている。
  湯気の立ってる鍋の中、
  こんな美味しいご馳走に・・・”


   あらら・・こちらは、ルイス・キャロル作、
  『不思議の国のアリス』 ではありませんか。
  
   このお茶の色を眺めていますと・・。
  スープとお茶の違いこそあれ、なぜか、このフレーズが浮かんで来たものです。

   それにしても・・最近、何かにつけてお茶を頂く機会の多い事!
  ついつい間食が多くなっている事に気付きます。
  本当は甘い物、そんなに好き・・という事もありませんのに、困ったものです。 

   間食 は全く、身体に悪いと思いますよ。
  それだからこそ、山彦荘ではしじゅう、
  間食 をするのです。
   シャーロッタ四世も私も、食養生など一切無視して、
  特別に消化の悪いものばかり、夜でも昼でも、
  食べるので、こんなに月桂樹のように私達丈夫なのよ。
  別に死にもしないしね。・・・」
           
                                         【「アンの青春」 第27章】

   こういう所だけ真似をしてしまうなんて・・何をか言わん・・と言った所ですね。
  それこそ、“花びらのお菓子” なら申し分ないのですが・・。  

思わずハミングしたくなる日~♪

2009-06-02 17:20:07 | ハーブと香り雑学


     今日も、昨日以上に爽やかな天気になりました。
    思わぬ寒さに目覚めた朝方。反射的に時計を見ますと、午前5時。
    この時、鶯の鳴き声を聞いたような・・。

     “鶯って、早起きなんだわ~” なんて、思いながら再び眠りに・・。
    この朝の1時間って、大層嬉しい時間ですね。何だか凄く得した気分。
    
     それにしても、午後4時現在の湿度は、僅か40パーセント。
              爽やかな筈ですね。

   “・・・どこから吹いて来るとも知れぬそよ風が、
  露に濡れた若い 羊歯 の強い香りを乗せて、二人を迎えた。”

                                          【「赤毛のアン」 第10章】

   “小さな 羊歯 が葉を開いているのが、
  丁度昼寝から覚めた、緑の小人の巻毛の頭のようだった。”
     
                                          【「アンの青春」 第13章】

     『赤毛のアン』 には、「すみれ」 を初めとして様々な花が、
    登場して来ます。そんな中で少々意外なのが、「羊歯」。

     「クローバー」 もそうですが、ちょっとマイナーな草花ですね。
    その羊歯にも(以前にも書き込みましたが)
    “香る羊歯” なんて、あるのですね。

     私は、まだそんな羊歯には、お目にかかった事などありませんが、
    香るという事だけでなく、度々の記述に、
    作者の羊歯に対する限りない愛情を感じてなりません。

     尤も、クローバーだって、香る事には最近気付いた私の事です。
    もしかして・・なんて、家にある羊歯を嗅いでみましたが、相変わらずです。
    でも、きっといつか香る羊歯に会えますね。

   今日も少しだけドクダミ採りを・・。
  そのドクダミの群れの中に、又々、
  こんな野の花を見つけました。

   こちらも小さな小さな花ですが、
  白十字の群れの中ではかなり、
  目立っていました。

   ただ、細過ぎると言っても過言
  ではない程、華奢な花。
  
   ドクダミに守られている・・という
  印象です。こんな花もあるのですね。 

“風待月” の貴重な一日

2009-06-01 19:34:05 | ハーブと香り雑学


   今日から6月ですね。
  その6月の第1日目は、
  5月の鬱憤を一気に晴らすかのように、
  爽やかで素晴らしい朝を迎えました。

   こんな朝は、いつもの鶯も、
  他の小鳥達も一際美しい声で
  囀(さえず)っているように思えます。

   6月と言えば・・1年の半分。
  以前から申し上げていますように、
  ここまで・・特に5月は、夢中で
  駆け抜けてしまったように思います。

   これからは一歩、一歩、踏みしめて
  歩かねば・・と決意を新たにしています。

   さて、6月と言いますと、『アンの世界』 では、1年中で最高の季節になります。
  もう何度か記していますが、今日はアンが初めて、
  グリーン・ゲイブルスに来て見とれた6月の景色の描写を・・。

   “アンは膝を着いて 6月の朝 に見とれた。・・・・・
  すぐ外に立っている大きな の木は、
  枝が家とすれすれになる位近かった。
  白い花がぎっしりと咲き、葉が見えないほどだった。
 
   家の両側は、一方は 林檎、一方は桜の大きな
  果樹園になっており、これ又花盛りだった。
   花の下の草の中には たんぽぽ が一面に咲いていた。
  紫色の花を付けた、ライラック のむせるような甘い匂いが、
  朝風に乗って、下の庭から窓辺に漂って来た。・・・・・”

                                        【「赤毛のアン」 第4章】

   その下には、クローバーの畑、小川が流れ、白樺林・・。
  うっとりするような光景です。ライラックのむせるような甘い香り・・。
  一度でいいですから嗅いでみたいものです。

   そして、こちらは昨日も記した、
  ドクダミです。

   思い立ったが吉日とばかり、
  開花している分だけ、
  朝のうちに採りました。

   一度に採って一気に洗う大変さを
  考えますと、この方が余程、
  楽ですものね。第1弾という訳です。

   これから洗って乾かします。
  暫くお天気が続くといいのですが・・。

   ところで、ドクダミの花かと思いましたら・・。(上から2番目の写真)
  トラディスカンティアの花でしょうか・・? 露草のような花です。
  ドクダミの群れの中の、思わぬ白い花に癒やされました。