今日は降ったりやんだりの空模様です。
とは言え、それは朝早い時間の事。
その後は、小康状態が続いています。
典型的な梅雨空。
そんな中、私の心をパ~ッと灯して
くれたもの。それは水色の朝顔です。
(冒頭の写真)
つい昨日の事、
【工房Miya さん】 のブログに開花した
朝顔の写真が載っていました。
こちらは初めて朝顔の写真を
ブログに載せたばかりだと言いますのに、
(それも葉っぱだけ)もう開花・・?
“さすが南国宮崎だわ” ~なんて、
思ったものです。そうしましたら・・何と我家にも! 今年の朝顔、第1号です。
去年の 「ヘブンリー・ブルー」 に、良く似ていますが、
こちらのネーミングは、「富士の空」 となっています。
これからどんな風に変遷して行ってくれるのか、楽しみです。
朝顔は、地植えで後2ヶ所。鉢で、もう2鉢植えました。
朝顔の事は、これまで随分記していますので、
今更改めて述べる事はなさそうです。
ただ、朝露を浮かべながら、爽やかな色彩の花を早朝に開き、
昼近くには萎んでしまう花を見ますと、花言葉の 「儚い恋」 も、
分かる気がします。何だかいじらしくて・・。
そんな所が、多くの人々の心を(特に日本人)捉えて離さない
所以(ゆえん)なのでしょうね。感慨深い花です。
そうそう、もう一つ。「堅い約束」 という花言葉もありますね。
これは、蔓が垣根などにしっかりと巻き付く事から名付けられたとか。
「堅い約束」 をしたのに、(した筈?) それは脆くも崩れ去り・・
「儚い恋」 と消えてしまった・・。いいえ、消えてしまう運命であった・・
~なんて、何だかロマンティックですね。美しい悲劇のヒロイン・・。
悲劇のヒロインは、美しくなければなりません。
さて今日は、思いも掛けない朝顔の開花を見ましたので、
それを初め、大好きな青い花を並べてみました。
今盛りの紫陽花に、「コモンセージ」、今はまだ蕾の 「アメジストセージ」 です。
そうそう、もう一つ開花を待っている、「メドウセージ」、「ボックセージ」 もありましたっけ。
セージの美しさは、その凛々しい立ち姿にありますね。
それに青や紫の花は殊の外、目を引きます。
和名を 「薬用サルビア」 と言いますように、薬用ハーブの筆頭格で、
イギリスでは、“セージの植えてある家には病人が出ない” と言われ、
非常に重宝されたハーブです。
遡って、ギリシャ、ローマ時代には・・。
“これを倦(う)まず用いたらば、人間を不死ならしむとなむ” とさえ、
言われたハーブです。
尤も、こちらの 「メドウセージ」 や 「アメジストセージ」 は、
残念ながら鑑賞用です。念のため。