【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

“風待月” の貴重な一日

2009-06-01 19:34:05 | ハーブと香り雑学


   今日から6月ですね。
  その6月の第1日目は、
  5月の鬱憤を一気に晴らすかのように、
  爽やかで素晴らしい朝を迎えました。

   こんな朝は、いつもの鶯も、
  他の小鳥達も一際美しい声で
  囀(さえず)っているように思えます。

   6月と言えば・・1年の半分。
  以前から申し上げていますように、
  ここまで・・特に5月は、夢中で
  駆け抜けてしまったように思います。

   これからは一歩、一歩、踏みしめて
  歩かねば・・と決意を新たにしています。

   さて、6月と言いますと、『アンの世界』 では、1年中で最高の季節になります。
  もう何度か記していますが、今日はアンが初めて、
  グリーン・ゲイブルスに来て見とれた6月の景色の描写を・・。

   “アンは膝を着いて 6月の朝 に見とれた。・・・・・
  すぐ外に立っている大きな の木は、
  枝が家とすれすれになる位近かった。
  白い花がぎっしりと咲き、葉が見えないほどだった。
 
   家の両側は、一方は 林檎、一方は桜の大きな
  果樹園になっており、これ又花盛りだった。
   花の下の草の中には たんぽぽ が一面に咲いていた。
  紫色の花を付けた、ライラック のむせるような甘い匂いが、
  朝風に乗って、下の庭から窓辺に漂って来た。・・・・・”

                                        【「赤毛のアン」 第4章】

   その下には、クローバーの畑、小川が流れ、白樺林・・。
  うっとりするような光景です。ライラックのむせるような甘い香り・・。
  一度でいいですから嗅いでみたいものです。

   そして、こちらは昨日も記した、
  ドクダミです。

   思い立ったが吉日とばかり、
  開花している分だけ、
  朝のうちに採りました。

   一度に採って一気に洗う大変さを
  考えますと、この方が余程、
  楽ですものね。第1弾という訳です。

   これから洗って乾かします。
  暫くお天気が続くといいのですが・・。

   ところで、ドクダミの花かと思いましたら・・。(上から2番目の写真)
  トラディスカンティアの花でしょうか・・? 露草のような花です。
  ドクダミの群れの中の、思わぬ白い花に癒やされました。