今日から6月ですね。
その6月の第1日目は、
5月の鬱憤を一気に晴らすかのように、
爽やかで素晴らしい朝を迎えました。
こんな朝は、いつもの鶯も、
他の小鳥達も一際美しい声で
囀(さえず)っているように思えます。
6月と言えば・・1年の半分。
以前から申し上げていますように、
ここまで・・特に5月は、夢中で
駆け抜けてしまったように思います。
これからは一歩、一歩、踏みしめて
歩かねば・・と決意を新たにしています。
さて、6月と言いますと、『アンの世界』 では、1年中で最高の季節になります。
もう何度か記していますが、今日はアンが初めて、
グリーン・ゲイブルスに来て見とれた6月の景色の描写を・・。
“アンは膝を着いて 6月の朝 に見とれた。・・・・・
すぐ外に立っている大きな 桜 の木は、
枝が家とすれすれになる位近かった。
白い花がぎっしりと咲き、葉が見えないほどだった。
家の両側は、一方は 林檎、一方は桜の大きな
果樹園になっており、これ又花盛りだった。
花の下の草の中には たんぽぽ が一面に咲いていた。
紫色の花を付けた、ライラック のむせるような甘い匂いが、
朝風に乗って、下の庭から窓辺に漂って来た。・・・・・”
【「赤毛のアン」 第4章】
その下には、クローバーの畑、小川が流れ、白樺林・・。
うっとりするような光景です。ライラックのむせるような甘い香り・・。
一度でいいですから嗅いでみたいものです。
そして、こちらは昨日も記した、
ドクダミです。
思い立ったが吉日とばかり、
開花している分だけ、
朝のうちに採りました。
一度に採って一気に洗う大変さを
考えますと、この方が余程、
楽ですものね。第1弾という訳です。
これから洗って乾かします。
暫くお天気が続くといいのですが・・。
ところで、ドクダミの花かと思いましたら・・。(上から2番目の写真)
トラディスカンティアの花でしょうか・・? 露草のような花です。
ドクダミの群れの中の、思わぬ白い花に癒やされました。