【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

薔薇の首飾り

2009-06-18 18:57:08 | リラのお気楽ユメ日記


   こちらは今日も快晴です。
  ただ、気温は低め。

   何年か前のように、6月から30度を
  越えるといった気侯ではありません。

   朝晩に至っては、半袖では寒い位。
  アラッ!? こんな気候は爽やか・・
  ~と、言った方がいいですね。

   一方、庭に視線を遣りますと・・。
  「半夏生」 が、少しずつ、少しずつ・・
  白くなって来ました。

   それは本当に白い蝶が止まっているようにも見え・・。
  ドクダミの白い花と良い勝負です。(毎日、開花した分だけ採っています)
  そして、もう一つの紫陽花、「萼(がく)紫陽花」 も青い花を・・。

     さて、冒頭の写真。
    赤い 「ベルガモット」 の花が咲きました。

     白や青の花が多い中で、チェリーセージと
    共に、頑張って咲いてくれています。
  
     何と言いましても、
    赤い花には元気を貰えますものね。

     それにしても、ベルガモットの別名が、
    「松明花(タイマツバナ)」 とは・・。

   松の明りと書いて、“たいまつ”。
  何ともロマンティックです。漢字って、素敵ですね。

     ところで映画の翌日は、必ずと言っていい程、
    映画の余韻に浸るのが、この所の私の通例となっています。
    1本の映画で 2日分、安上がりですこと!

     今回、私の眼を捉えて離さなかったもの・・。
    それは、華麗な衣装です。

     やはり・・と言いますか、今年度アカデミー賞の、
    「衣装デザイン賞」 を見事、受賞したそうですね。

     花(薔薇)をふんだんに散りばめた帽子に、
    大きく裾の広がった段々のドレス。

     それも然(さ)る事ながら、
    今回特に印象に残ったのが、ネックレスです。

   私は、なぜか胸元を飾るネックレスより、首を飾るチョーカーが好き。
  この映画では、そのチョーカーが頻繁に登場していて、画面に釘付けでした。

   中でも、特に印象に残ったもの。
  キラキラ光る、眩いばかりの宝石ではありません。

   淡いピンクの・・桜色をした、小さな薔薇の(コサージュ)チョーカーです。
  たぶん・・これは、記憶が曖昧なのですが・・アイボリーのシルクのリボンに、
  留められていたのでしたっけ・・? 真珠・・? もう、うっとりするほど美しくて。

   勿論、これら薔薇は、様々な所に使われています。
  昨日の写真の上から6枚目の写真のフードには、ピンクの薔薇が・・。(見えにくいですね)

   ただ、コートが紺色だからでしょうね・・こちらの薔薇は同じピンクでも少し濃いめ。
  ドレスの色に合わせ・・。心憎いばかりのセンスです。
  さすが、薔薇が国花である英国ならでは・・ですね。

   『赤毛のアン』 からは、100年ちょっと前の時代背景ですが、
  豪華さに差こそあれ、同様のファッションに身を包んだ、
  華麗な美の世界を堪能させて頂きました。

   そうそう、あの薔薇のチョーカー、真似出来そうです。
  手持ちのコサージュで、すぐ作れますものね。