こちらは今日も晴れ。
おまけに昨夜もそうでしたが、カラッとしていて爽やかです。
鶯(ウグイス)も鳴き、目を瞑ればさながら高原の朝!
その湿度は、午後になっても52%と変わりません。(17時半現在)
しかしながら外出しますと・・外は、やはり暑いです。
野暮用で、下まで降りて来たのですが、自転車ですから汗びっしょりです。
道すがら、今日も、キョロキョロ。
どうしても下ばかり
向いてしまいがちですが、
ふと見上げた樹木の美しさに感動!
萌え出る芽吹きの美しさ、
瑞々しさ。
躍動感溢れるこの季節のそれに、
俄かに元気を貰った気分。
ついつい花の美ばかりに目を
奪われがちでしたので、
そんな自分に、ちょっぴり反省です。
“・・・あたしは前から 樹木の崇拝者 です。
あたし達がレドモンドの文科で テニソン の研究をしていた時、
あたしはいつも可哀想な イノーニ と共に悲しみ、
彼女の奪われた松の木を嘆いたものです。・・・”
[注:「イノーニ」 テニソンの詩(1930年作)〕 【「アンの幸福」 最初の1年】
「樹木の崇拝者」、素敵な言葉ですね。
最近、街路樹でさえ、バッサリ切り取られる事も珍しくありません。
聞けば、住民からの苦情とか。
夏は木陰を与えてくれ、木漏れ日の素晴らしさも教えてくれる・・。
秋は紅葉、落葉の美。冬には立ち枯れた、オブジェの美もありますのに。
でも、元々日本人は殊の外、庭木・・植木の姿や葉を愛したのですものね。
日本庭園が良い例です。これこそ、「樹木の崇拝者」 ではないのでしょうか・・。
ところで・・。
ふと迷い込んだ小径に、
向日葵(ひまわり)畑を発見。
背丈も随分高く、優に2m以上は、
あろうかというものです。
ただ、お日様は照って
いますのに、空は生憎の真珠色。
向日葵こそ、青空が似合うものは
ありませんので、ガックリです。
そして、そして・・。
道端には秋の花、「秋桜(コスモス)」 を・・。
典型的な夏の花の象徴である向日葵を見た後で、今度は秋の花、コスモスとは・・。
その上、写真こそ
撮りませんでしたが、
これも秋の花、
「水引草」 を見るに至っては・・。
一体、季節は、
どうなってしまったのでしょう・・?
この曖昧さに、愕然としています。
それでも我家に程近い、
川縁(かわべり)に、
こんな小さな野の花を発見。
可憐さに、ふっと心が和みました。