
【半夏生】

今日は夕立ちも、来るとか来ないとか・・。
でも又、太陽が出て来て・・今は蒸し暑くなっています。
梅雨ですから、仕方ありませんが・・。
さて、冒頭の写真の 「半夏生」。
実は私、とんでもない勘違いを・・。
“今年は、いつまで経っても葉っぱが白くならないわ・・”
~なんて・・太平楽に、のたまっておりました。
でも、既存の葉っぱが白くなるのではなく、
白い新芽を伴って、やって来るのですね。
一体何年、この植物と暮らしているのでしょう。
毎年、この季節になれば、当然のように顔を出しているものですから、
こちらも、それを当然のように眺めていました。
従って、今頃の季節には、いつも視界にありながら、
ほとんど意識すら、する事のない植物だったのです。
我庭にも、色々な蝶がやって来るのですが、白い蝶だけは、なかなか写真に撮れません。
そんな時、この半夏生の 「蝶が止まっているような姿」 に、魅了されてしまったという訳です。
おまけに、「ドクダミ」 を初め、「トラディスカンティア」 などの白い花も一杯!
それは、まるで白い蝶が乱舞しているよう・・なんて、思ってしまったのも、
あながち無理のない事でしょう。そう言えば・・。
「真っ白なデージーが庭を埋め尽くす姿は、
夜空の星のよう・・」
~と言ったのは、ターシャさん でしたね。

尤もこんな ポール には、到底及びませんが・・。

「・・・僕はね、陽が沈んでから、天の使いが世界の上を歩き回ると
思うんだよ・・・銀の翼をたたんだ、背の高い 白い天使 がね、
そして花や小鳥達に歌を歌って寝かしつけるんだよ。
子供達だって、耳を澄ませば、その歌が聞こえるのだよ。・・・」
「・・・すみれ はね、天使達が空に星穴を開けた時に落ちた、
空の切れ端だと思うの。
それから、きんぽうげ は古くなった日光から出来てるしね。
スイトピー の花は、天国へ行けば喋々になると思うの。・・・」
【「アンの青春」 第19章】

ブログをお休みさせて頂きます。
勝手を申しますが、どうぞよろしくお願い致します。
(ひょっとしましたら、15日もお休みするかも知れません。)
