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【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

白い天使の囁き

2009-06-13 16:08:16 | リラのお気楽ユメ日記

【半夏生】


     起床時は晴れ渡っていましたのに、その後真珠色の空。
    今日は夕立ちも、来るとか来ないとか・・。
    
     でも又、太陽が出て来て・・今は蒸し暑くなっています。
    梅雨ですから、仕方ありませんが・・。

     さて、冒頭の写真の 「半夏生」。
    実は私、とんでもない勘違いを・・。

     “今年は、いつまで経っても葉っぱが白くならないわ・・”
    ~なんて・・太平楽に、のたまっておりました。

     でも、既存の葉っぱが白くなるのではなく、
    白い新芽を伴って、やって来るのですね。
    一体何年、この植物と暮らしているのでしょう。

   毎年、この季節になれば、当然のように顔を出しているものですから、
  こちらも、それを当然のように眺めていました。

   従って、今頃の季節には、いつも視界にありながら、
  ほとんど意識すら、する事のない植物だったのです。

   我庭にも、色々な蝶がやって来るのですが、白い蝶だけは、なかなか写真に撮れません。
  そんな時、この半夏生の 「蝶が止まっているような姿」 に、魅了されてしまったという訳です。

   おまけに、「ドクダミ」 を初め、「トラディスカンティア」 などの白い花も一杯!
  それは、まるで白い蝶が乱舞しているよう・・なんて、思ってしまったのも、
  あながち無理のない事でしょう。そう言えば・・。

   「真っ白なデージーが庭を埋め尽くす姿は、
  夜空の星のよう・・」

  ~と言ったのは、ターシャさん でしたね。

   「想像の余地」 って、こんな効果をも、もたらせてくれるのですね。
  尤もこんな ポール には、到底及びませんが・・。 

   「・・・僕はね、陽が沈んでから、天の使いが世界の上を歩き回ると
  思うんだよ・・・銀の翼をたたんだ、背の高い 白い天使 がね、
  そして花や小鳥達に歌を歌って寝かしつけるんだよ。
  子供達だって、耳を澄ませば、その歌が聞こえるのだよ。・・・」


   「・・・すみれ はね、天使達が空に星穴を開けた時に落ちた、
  空の切れ端だと思うの。
   それから、きんぽうげ は古くなった日光から出来てるしね。
  スイトピー の花は、天国へ行けば喋々になると思うの。・・・」

                                          【「アンの青春」 第19章】


     明日(14日)は、知人の結婚式に出席のため、
    ブログをお休みさせて頂きます。
    
     勝手を申しますが、どうぞよろしくお願い致します。
    (ひょっとしましたら、15日もお休みするかも知れません。)