【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

明日咲く花、散り行く花

2009-06-04 17:58:58 | 香る庭の花綴り


   昨日は降りそうで降らなかった雨。
  今日も、ほぼ同様の空で明けました。

   ただ天気予報では、今日の方が
  良くない筈でしたのに、意外にも薄日が
  差し、今の所降らないで済んでいます。

   さて、1年中咲いているゼラニウム
  ですが、(右の写真)ひとまず満開の
  ピークを迎えたようです。

   そろそろ、パラパラ・・と、
  その花びらを散らし始めています。

   庭全体が、桜ならぬ、ゼラニウムの
  ピンクの絨毯に覆われるのも、
  もうすぐです。

   この場所が、すっかりお気に入りの
  ようで、木のように大きくなって
  しまいました。

   しかしながら、満開の・・散り行く花があれば、やっと蕾を付けたものも・・。



   そうそう、そしてこちらの紫陽花は、
  水色から少しだけ紫色にその色を
  変えました。 
  
   かと思えば、今か今かと開花の時を
  迎えようとしている花達。  (左から
  紫陽花、インウォールクラータ、セージ)

   紫陽花も最近は、
  随分華やかな色も出回って来ましたね。

   でも私は、断然青が好きです。
  紫陽花は土壌によってその色を変えると
  言いますが、日本独特の “青” が育つ風土で良かったと思っています。

   紫陽花は、“七変化” とも呼ばれますように、花言葉も 「移り気」、
  「浮気」 などの、あまり有り難くないものです。
  
   この七変化する紫陽花も日本独特のようですね。
  日本人の細やかな心遣いも、もしかしたら・・こんな土壌に、あるのかも知れません。

   西欧では、
  ほとんどがピンク系だそうです。

   従って、フランスでは花言葉も、
  「元気な女性」 とか。
  
   お国が変われば、
  花言葉も・・という事でしょう。

   今、ふと思ったのですが、
  『アンの世界』 には、
  紫陽花は登場しません。
  何だか不思議な気がします。

   「・・・今日、あそこのあのねじれた古木の下に白すみれが、
  固まって咲いてるのを見つけたのよ。
  まるで、金鉱 を発見したような気がしたわ。」

                                         【「アンの愛情」 第20章】

   『アンの世界』 では、何と言っても “すみれ” ですね。
  そして私は・・。居ながらにして庭で又々、こんな野の花を発見しました。   
  私も金鉱を発見した気分!? です。