ゴルフィーライフ(New) ~ 龍と共にあれ

目指すはスクラップ・ブックか、はたまたビジョン・ボードか。
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#福沢/精神はカラリとしたもの#

2009年06月25日 | 心の筋力トレーニングを続けよう


福沢諭吉は、日本の精神や人間関係に、カラリとした明るさを持ち込んだ。
いまのような時代に、彼を自分にとっての啓蒙家にできたらそんな幸福なことはない。


座右の諭吉 才能より決断 (光文社新書)
齋藤 孝
光文社

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齊藤孝さんの本は何冊か読みましたが、これもいい本です。
そのまんま手本にしたいフレーズを抜き書きしておきます。

「雲ひとつない心」
  ほとんどの日本人は、悩むことに誠実さを見出す。
  月に雲がかかったようなメンタリティを好む。
  ところが、福沢の心には、雲ひとつない。
  福沢は精神がカラリと晴れている。まさにカタカナで「カラリ」と書くのがふさわしい。
  成功している会社の経営者に多い、身も蓋もないほど湿度の低い本物の大人なのである。
  福沢が多忙な日常から積み上げていったのは経験知だけだ。ダメージは引きずらない。
  ネガティブなものは整理して捨てられる潔さがあるから、心にスペースを作れる。
  どこかに余裕がある。

「ぐずぐず悩むヒマがあるなら勉強する」
  精神は晴れ切ってはいけない、という私小説的な思い込みを払しょくしてくれたのが福沢だ。
  自分の精神を痛めつけ、ぐちゃぐちゃち悩みをかき回さなくても、読書や勉強で経験知が増えれば、
  思考は十分複雑になる。それでいてカラリとしていられたら最高だ。
  悩みすぎることは、単にエネルギーの消耗しか生み出さない。
  悩んだり、自分探しをすることと、”精神性が高い”ことをイコールで捉えることはやめてしまったほうがいい。

この本、抜き書きすれば、そのままビジョンボードになる有用性の高い本だと思います。
ブログの記事一本に、何もかも抜き書きするのではなく、
ビジョンボード作りのために、主題(テーマ)に分けて、抜き書きしておこう、
と思います。


  




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