とうとう家に届きました。Route90のhidden door。(Route90/ hidden door)
HIDDEN DOOR | |
クリエーター情報なし | |
ROUTE90 |
ブルースロックはあまり馴染みがないので、期待を抱きすぎないように聴いてみたのですが、
オープニングのHiiden doorからカッコいい。
"日本にこんな奴らがいたのか!"ってコピーがついてますが、キレのあるサウンドやボーカルは本場の雰囲気。
一方で日本人好みというべきなのか、聴かせどころのギターが分厚い音の中に埋没してしまっているというありがちな悲しい出来事がなく、クリアーに鳴ってきます。
エルトン ジョンが80年代のアルバムのオープニングに、エルトンが敬愛するというストーンズ風の曲を持ってきていたのを思い出しました。
2曲目のthe mother sea、消化しきれてませんが、あんまり個人的には聴くことのないジミ ヘンドリックス風というのでしょか、
ヘビーでブルージーなギターが好きな向きには喜ばれそうなサウンド。
ほんとにコレ日本人のバンドですか??
3曲目は、いかにもポールなんかがカバーしそう。Kansas-Cityを彷彿とさせるようなところもあって。
おぉ、こういうのは一緒に口づさんだほうがゼッタイに伝わってくるのだった。(^O^)/
亭主九分九厘ブログの本領発揮。おじさんがお風呂でわけのわからん歌を歌ってるようにしか聞こえないと思いますが、オリジナルの良さをスルメを噛むように、足をスタンプしながら味わうのです。
(勇気のあるひとだけクリックしてください。あらら、やっちゃったね―)
失礼いたしました。<(_ _)>
冗談ではないのです、口づさむことで一層感性が研ぎ澄まされてきました。
圧巻は続くDawn of Miyako。
(これは東日本大震災に遭った岩手県宮古市のことを歌ったチャリティソングでもあるとのこと。
昨日行った銚子港あたりでも、恐らく震災の影響なのでしょう、まだ時折 鼻をつくような生臭い匂いが残っていて復旧はまだ途上なのだとあらためて感じます。)
sweetなときのストーンズみたい。
~ the clouds begin to be dyed vermillion
" 雲は朱色に染まり始まる "
vermillionって、キレイな言葉だなぁ。
なんかこう、いろんなものを越えたところにある空の色を象徴するような感じがあって。
(今 古代中国・ 殷の時代の甲骨文(亀甲(きっこう)や獣骨に描かれた文字。続いて青銅器に刻まれるようになった金文とともに、漢字・漢語の源流を示す最古の資料)などの研究で知られる白川 静先生についての本を読んでいるところなのですが、英語にもこのような詩的な表現を感じさせる言葉があるのですね。)
サビのバックで流れるギターとか、リリカルでエモーショナルで、耳にくっついてきます、ほんとに。
Can you see this, Can you see this ?
というわけで、 Dawn of Miyakoをスルメのように何度も聴いているので、次の最後の曲までなかなかたどりつけません。
エラそうなレビューを書くつもりはないのですが、よかった、ほんとに良くて。
hidden doorの曲を貼り付けることもできないのだが、湯けむりのおじさんソングだけが貼りついているのも忍びない。
ミックのsweetなCharmed lifeを。
Mick Jagger - Charmed Life
ギターバンドのブルースロックってジャンルに捉われず、是非聴いてみるべき音です。
音楽が好きな人なら、音楽のエモーションを感じることのできる人なら、きっと気に入ります。
ふつう、こういう音楽って、分厚い音の中にギターサウンドが埋もれてしまったり、
音が塊になってガンガン鳴り響くようなサウンドを想像すると思うのですが、
クリアな楽器群の奏するサウンドに、いい意味で期待を裏切られる感じ。
ボーカルも日本人とは思えないくらい、憑依して、
sweetに冴えたときのストーンズみたい。
ジャンルに捉われて興味が湧かない方でも、
思考停止になっている耳を開いてくれるよな発見があると思います。
音楽はジャンルではない、憑依したエモーションに同調させるチカラを持った音楽かどうかだと思います。
あんまり採りあげないけど、ストーンズはところどころのフレーズがいいですねー
この一曲ってなかなかないけど、あの曲のあそこの谷間とか、この曲のここの茂みとか、わかりにくいところがかっこいい。
沙於里さん、勇気あるひとでしたか。クリックしてしまいましたね~
よほど消そうかと思ったのですが、あれくらい素直に感動を表現してるのもないかも、と思って放置しておきました。
よろしいですか~(・・?))
こちらもよろしいようで♪
ゴルフィーさんがRoute90が好きなの、わかる気がします。
なんかここ数年、こういう世界を忘れてましたわ。
何度も聞いてご機嫌に踊ってます♪ 謝々!