日差しの下を歩くとコンクリートからの反射も暑く、夏のよう
なぎぃのジーンズが擦り切れて穴が開いてしまったので買いに出た。
ついでに帰りのバスで営業所まで行って傘を取ってきた。
営業所まで乗り越して１１０円。
帰ってくるのに１７０円。
傘は４００円だったが、６８０円になったようなものだ。
そんなに愚痴るんなら取りに行かなければいいのにと自分で自分につっこむ。
営業所のある高台からは景色が一望でき海まで見えた。
まわりは閑静な住宅地。
まだまだ売れてない土地が残っているものの、建っている家はどれも高そうだ。
今回実家に家を造ることになって色々やっているが、窓、ドアなども結構なお値段だ。
システムキッチンや風呂のグレードを下げたり、窓を減らしたりして、２回目の見積もりが出た。
部屋数を減らし、２階のキッチンを諦めたりして設計をやり直してもらったが、まだまだ予算オーバーだ。
夫は頭を抱える。
風呂とキッチンは使いやすく、後はどうにかして費用を削ろうと夕べ話した。
費用を抑えるにはリビングは狭くして、ダイニングと一体化するしかないようだ。
「それじゃ、リビングが狭くなる」と夫は難色を示したが、「どうにかして減らさないと建てられないなら仕方ないでしょ」と投げやりに言ってしまった。
資金が潤沢なら家を建てると言うことほど楽しいことは無いだろうが、予算に合わせるため四苦八苦していると、本当に家が建つのかと思ってしまう。
営業所でバスを待つ間、住宅街の新しい家を観察してきた。
シルバーグレーのサッシにはどんな色の壁が合うかな～と。
行楽日和、バスでちょっと遠出と思えば、まぁありかな。
