前線の北側

明日の天気予報は、「今日より２，3度気温が上がる」というのと、「下がる」という局があった。秋雨前線の動きで予報が変わるので難しいのだろう。
今日は「蒸し暑くなる」と言われていたが、湿度は高かったものの気温は低く、むしろ夕方からは肌寒いくらいだった。
前線が南下して、北の冷たい空気が吹き込んできたので気温が上がらなかったのだろう。
前線の近くなので、一日中小雨が降ったりやんだりしていたが、夕方からはしっかりと降り出した。

明日、もし前線が北上すれば、台風が連れて来た暑い空気が前線に向かって吹き込むため、大雨になって蒸し暑くなる。
明日は蒸し暑いか肌寒いか？
気象予報士泣かせの秋の空といったところか。

小雨の中、血圧の薬をもらいにｓ内科に。
友人情報では、ｓ内科は広報誌ではかかりつけの人だけにコロナワクチンを接種するとなっているが、かかりつけでなくても接種してもらえるようだという。
そこで、今日は夫のワクチン接種ができるかどうか聞いてみたら、ＯＫだった。
接種券を持って行っていたので、無事に１０月の接種予約を取ることができた。
これで一安心。

全人口の５０％の人が２回のワクチン接種が終わったというが、わが市ではまだまだだろう。
やっと予約にこぎつけたというのに、政府はもう緩和策を発表した。
ワクチンパスポートで、会食や旅行などを緩和するという。
これを聞いたら、ワクチンを２回済ませた人は会食や旅行に行ってもいいんだと思うのでは？

ブレークスルー感染と言って、ワクチンを２回打っても変異ウイルスには感染することが分かってきている。それでブースター接種とっ言って３回目を打つという。
インフルエンザのように毎年打つのではないらしい。インフルエンザほどにはウイルスが変化しないからだろうか。
ブレークスルーとかブースターとか、カタカナが多くて混乱する。
ならば、ワクチンパスポートは３回ワクチンを打った人に出すべきだろう。

しかし、世界ではまだまだワクチンを打てない国が多い。
先進国だけがワクチンを独占していては、開発途上国で感染が蔓延してウイルスの変異が進み、コロナの脅威はいつまでも続くだろう。
人は神に試されているのかもしれない。

シルバーウイークを前に緩和策を発表をして、選挙狙い？退陣に花を持たせる？など色々憶測が飛び交っている。
１１月頃に、希望する人がみんなワクチンを打ち終わって感染が抑えられたらという前提がそれほど強調されなかったように感じるのは私だけか？

治療方がだんだん確定されてきているとはいえ、抗体カクテル療法は重症化が予想される人にしか使用できないほど不足しているし、治療薬の確定は来年らしい。
まだまだ、コロナに立ち向かえるという状況ではないと思われる。

少しだけ季節が進んで、マスクの中が汗だらけという状態は回避されそうで、それだけは良かったと思う。