9月の声を聞いたとたん涼しくなって、1日はエアコンも要らなかった。
「このまま涼しくなるのか?いや騙されないぞ!」と、エアコンのきいた部屋に閉じこもりだった私は疑っていた。
昨日は午前中は過ごしやすく、午後は日差しも少し戻ったせいか蒸し暑く、でも室内は30℃くらいだったのでエアコンは我慢していた。
湿度が高く、じっとしていても汗が滲む。
夕食の準備をしていると全身汗まみれ、タオルで顔の汗を拭いながら「エアコンつけようか?」と思いつつ、部屋には誰もいないので自分が我慢すればいいことだと思いなおした。
流石に朝夕は何となく涼しい。
空にはうろこ雲と積雲がぽっかり浮いて秋の空だ。
今週はお天気が崩れると言う。雨なのに30℃越えの予報を見ると、湿度が高くて蒸し暑くて、またエアコンどうしようと悩むのだろうと思う。
毎日新聞の万能川柳風に言うと「トリチウムを思い出せない婆3人」
同級生3人でお茶すると、ニュースの話になったりする。
言いたい放題だが、肝心の「トリチウム」が3人とも思い出せなくて、笑ってしまう。
処理水を汚染水とつい言ってしまった大臣は続投だそうだが、汚染水と言ったことを追求するという野党にはちょっとがっかりだ。
もちろん、中国の報道官から「汚染水と言ったのは正しい」などと揶揄されてイラついていつのかもしれないが、本質的な問題は別にある。
中国との外交はどうするのか、中国の「全面輸入禁止」の対応に「想定外」だと慌てる政府の無策、保証としてお金を出せばいいと思っている様子だがその金は税金だと分かっているのか?そもそも海洋放出はいいのか?
福島の海で底引き網で上がった魚は売れ行き好調とのこと。
風評に踊らされる中国の人たちの反応が、かえって私たちを冷静にさせ、きちんとした検査をしている魚を食べて福島の漁民を応援したいと言う気持ちにさせたのかもしれない。
魚は食べるかもしれないが、かといって海洋放出は私は反対だ。
放出を始めたとたん、30年続くという報道が目に留まった。
原発の廃炉までは放出は止まらない、それはそうだろう。
それで、30年で廃炉ができるのか?デブリの取り出しができるのか?取り出したデブリはどこにもっていくのか?
いくら薄めたとはいえ、30年以上も同じ場所に処理水を流し続けて海洋汚染しないのか?処理水にはトリチウムだけじゃなく他の放射性物質も交じっているって本当?
疑問だらけだ。
原発事故とはこういった未来に負担を残すと言うこと。
それなのになぜ現政権は原発促進に舵を切ったのか!
そしてやっぱり暑くなった今日は、やっぱりエアコンの部屋で閉じこもりだ。