写真はソメイヨシノではない。
福岡では例年より早く、しかし去年とは一日違いで開花宣言が出たソメイヨシノ。
つまり、だんだん開花は早くなっているということだろう。
わが家の近くのソメイヨシノの蕾はまだかたい。
父の兄が亡くなって一年。
一周忌はまだコロナ感染者が多く父は呼ばれなかったが、コロナが落ち着いてきたので「お墓参り」に父と一緒に熊本に行った。
久しぶりのお出かけ。
博多からは九州新幹線。
移る車窓に見とれているとすぐにトンネルに入る。
山陽新幹線はトンネルは少なく、車窓の景色を楽しめるが、九州新幹線はトンネルばかり。時間は短縮されるが、旅の楽しみは半減する。
長崎までの新幹線も乗り鉄の友人によるとトンネルが多いらしい。
乗ってみたいと思っていたが興を削がれた。
とは言え久しぶりに電車に揺られる旅に気持ちはワクワク。
熊本駅には従妹夫婦が迎えに来てくれていた。
お墓と言っても、案内されたのは納骨堂だった。
最寄りの駅から歩いて行けるところなので、従妹夫婦もここの納骨堂を買おうかなと思っていると話していた。
お昼を4人で楽しんで、父の昔話を従妹も喜んで聞いてくれた。
熊本城にも案内してもらった。
完成した大天守と小天守は黒々と塗られた壁や漆喰の白がまぶしい。
歴史的価値のある宇土櫓は、地震に耐えたように見えてやはり床が斜めに傾いたらしい。まだどのように修復するか方針も決まらないと言う。
石垣はまだまだ修復できておらず、熊本城全体の修復が終わるまで30年かかると言う。
北の空の夕焼け
一日置いて、遠方から来た友と会うことになった。
関東からきたMちゃん、時々ドライブに誘ってくれるUちゃん、近くに住むY君の大学の同期4人で集まった。
Y君の知り合いの陶芸家の工房にお邪魔したり、津屋崎千軒(つやざきせんげん)を散策したり、海岸でハンバーガーを頬張ったりと、学生時代が蘇ったような気がした。
恩師の柴田先生が亡くなっていたことを知らされて驚いたが、コロナ禍でなかったら亡くなる前にお会いできただろうにと残念に思った。
雲が多く、海の色はちょっと残念。
Mちゃんのお土産のハンドクリーム。今どきのハンドクリームはこんなになっているんだと驚き!
Mちゃんが趣味でやっている養蜂で取った蜂蜜ももらった。
左が日本ミツバチの蜂蜜で、右が西洋ミツバチの蜂蜜。
色だけでなく、こんなに味が違うのかとびっくりした。
庭のエンドウも少しづつ生り始めた。
春の味覚を楽しむ季節がやって来る。