今日のお天気は・・・

何気ない日々の出来事をつづっていきます

イースターエッグ

2020-04-13 14:14:55 | お天気


時折みぞれ交じりの雨が強風に乗って窓に打ち付ける。
寒い。
春だと思っていた体と頭が混乱してふるえる。
暖房を付けていいんだよねと自分に話しかけながら暖房を付ける。

昨日はイースターだった。
例年ならば教会でイースターの礼拝があり、日曜学校の子どもたちが可愛く絵を描いた茹で卵とカードを貰ってかえる。
キリスト教ではクリスマスと並ぶ大事な祝日であるのに、たぶん世界中でイースターを祝うことはできなかっただろう。パンデミックのもとで、「イースターおめでとう!」とは言えない。

教会も休みになって寂しそうな父に、せめてイースターエッグをと思い、ネットで色々可愛い料理例を調べたのだが、結局シンプルな茹で卵だけになってしまった!

復活と言えば、イギリスのジョンソン首相が無事退院したようだ。
ニュースステーションの富川雄太さんも、無事に復活してほしいものだ。

ワイドショーやニュース番組で、ソーシャルディスタンスとか言って離れて座ったり、別の場所で電話会議みたいにしている様子にとっても違和感があったが、感染の広がった現実では、どんなに気を付けていても感染してしまうことがあるということが分かった。

メインキャスターだったため感染したことを非難されているようだが、「だれしも感染したくて感染した人はいない」のだから、元気になって帰ってきて身をもって体験した医療の現実を報告してほしい。

「ペスト」が売れているという。
NHKEテレで、カミュのペストを読み解くシリーズ4回が一気に放送されていた。
カミュは難しそうで本を手に取ったことはない。
番組では要旨を分かりやすくかみ砕いて紹介してくれていた。
きっと読んでも理解できなかっただろうと思った。
ペストを書いたのは、ドイツに占領されたフランスでカミュがレジスタンス活動をしていた時。その暗喩だったという。
ノーベル文学賞を若くして得たのち、アルジェリアの独立運動の時の立ち位置を批判され、46歳で交通事故死したというカミュの生きざまにも驚き、ペストを読んでみようかとちょっと思った。
コメント
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