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ヒマラヤユキノシタ

2011-03-26 11:43:04 | 雑記
日射しがあると暖かい。

連日の原発事故のニュースを聞いていると腹が立つことが多い。
TVでは危険だと口が裂けても言ってはいけないという雰囲気だ。

今朝の日本テレビ系列の情報番組では、どこかの大学の準教授が水も野菜も全く安全で危険はないと言い切った。
テレビ朝日には池上さんも借り出されて、不安を払拭しようと躍起になっている。


放射性ヨウ素が水から検出された時の、NHKの取材に応えた有名大学教授は「乳児の甲状腺は特に発達途上で、機能が活発なので放射性ヨウ素を取り込みやすい。微量でも摂取は避けた方がいい。できれば20歳位までの成長段階にある人は出来るだけ摂取しない方がいい」と言っていた。これが正しいと思う。


甲状腺ホルモンは体にとってすごく大切な物質。
体の成長に欠かせないだけでなく、代謝や臓器の機能を活発にする機能がある。

子どもが甲状腺がんを発症すれば、成長に大きな障害を残すことがある。
そんなリスクは避けたいと思うのは母親なら当たり前のことだ。
ヒステリックに騒ぐなというような報道には怒りを感じる。


原発の事故現場ではとうとう作業員の被曝事故が起こった。
「事故は会議室で起きてるんじゃない!現場で起きているんだ!」と東電の幹部に言いたい。

報道では警報アラームが鳴ったのに無視したと、まるで一時期流行った「自己責任」を追求する勢いだ。
逃げなかった作業員も悪いというのか?

東電の下請け会社の作業員と別会社の契約社員。
弱い立場の作業員が「ここで作業しろ」と言われれば、従うしかないだろう。
アラームが鳴るのは日常茶飯事で少しくらい鳴ったからといっていちいち退避していては作業にならないというのが現場だろう。
放射線管理が出来ていない現場に作業員を送り込む東電の体質こそ非難されるべきだ。

命がけで働いている人たちには本当に感謝している。

それで気になるニュースを見つけた。

福島第一原発の作業員らが全身に大量被曝(ひばく)をして「造血幹細胞移植」が必要になった場合に備え、作業員自身の造血幹細胞をあらかじめ採取して冷凍保存しておくよう、専門医が提言している。移植の際、免疫拒絶反応を防ぎ治療の可能性を高めるためだ。
 虎の門病院の谷口修一・血液内科部長によると、原発事故を巡り事前採取が行われた事例は世界的にもないが、「命がけで作業にあたる人たちを守るために行うべきだ」と訴える。同部長は今回の事故を受け、造血幹細胞の採取にかかる期間が従来(4~5日)の半分程度で済む未承認薬の輸入を計画している。


どうか、どうか、そんな恐ろしい事態になりませんように!
コメント
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