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桜の開花

2011-03-22 14:35:44 | 雑記
曇りがち。
時折薄日がさす。
気温が下がってきた。


福岡で桜の開花宣言が出た。
肌寒いが春は確実に近づいているようだ。


毎日新聞今日の朝刊の「米軍、復旧活動本格化 捜索・物資輸送、原発支援は慎重」の記事。
最後の方に、『米国防総省が米軍関係者に、原発の半径50マイル(約80キロ)以内に立ち入らないよう指示していることが背景にあるとみられ、防衛省幹部は「慎重姿勢は、放射能の危険性を熟知している証しだ」と指摘する。【本多健、坂口裕彦】』とある。


大気や大地、水や空気を汚染し続けている放射能。
それは心配ないと政府は言い続けているが、防衛省幹部がこう言ってるってことはやっぱり危険なんじゃないの?って気分になる。

TVも報道も、危機感をあおるなという方向に流れている。

しかし、正確な情報をきちんと出しているのかと疑いたくもなる。
一昨日放射線量が高かったと報道されても、一昨日かよ!と思う。
パニックを避けるため?
正確な情報を速やかに的確に出さないから不安が広がるのではないか。


放射能が大気に放出されて、空気や土壌を汚染すれば野菜や牛乳から放射性物質が検出されるのは予想されたこと。
水や海を汚染して、最初は貝からそして魚へと放射能は濃縮される。
そんなことはわかりきったこと。

食品衛生法には放射能について基準はないと聞いて驚いた。
厚労省は今回、風評被害を防ぐため、急きょ暫定規制値をつくり対応したとのこと。
何もかもが後手後手だ。

放射性ヨウ素については飲料水や牛乳で1キロ当たり300ベクレル、野菜類は同2千ベクレル、放射性セシウムについては飲料水や牛乳は1キロ当たり200ベクレル、野菜や穀類、肉、卵などでは同500ベクレル以下と定められ…たらしい。

せっかく作ったほうれん草や搾った源乳を廃棄しなければならない農家や畜産業の人たちの悔しさは計り知れない。
しかし、食品を通しての放射能の拡散を防ぐためにはやむを得ない。
きちんと国が保障するべきだ。

その報道を聞いていてちょっと驚いた。
保障はまず東電が、足りなければ国がとの発言。

国のエネルギー政策で日本中に原発が作られ、事故が起きた。
国のエネルギー政策でプルサーマルがすすめられ、3号機にはプルトニウムを含んだMOX燃料が使われているため、危険が増している。
国のエネルギー政策で丸ごと電化したマンションや家が計画停電で困っている。
国のエネルギー政策が引き起こした事態ではないか?
東電が最初は海水を入れるのを拒んだとしても、責任を東電だけに押しつけるのはおかしいと思う。

安全ならば東京の電力をまかなうためには東京湾に原発を作ればよかったのだ。
コメント (2)
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