今日のお天気は・・・

何気ない日々の出来事をつづっていきます

燃えるような夕焼け

2007-09-09 22:37:14 | お天気
夕食の準備をしていると外が紅い。
餃子を焼いていたがベランダに出てみた。
雲がサーモンピンクに染まっている。
北側の窓から見ると西の空がメラメラと燃えているようだ。
こんな綺麗な夕焼けは久しぶりに見た。
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唐津への旅(総集編)

2007-09-09 11:56:45 | 雑記

雲は多いが水色の空が覗いている。
とうとう日差しが部屋にまで差し込むようになった。
残暑の暑さで日が差し込むのは困る。
日陰が出来るように工夫して洗濯物を干す。



写真は使い切った青春18切符 


                    


唐津は何度も訪れたことがあり旅をしたという気分ではないが、青春18切符を使い切ったことは嬉しい。
これってケチ?

先週の門司港レトロへの旅と同じで、昨日も午後からの出発になった。
先週見られなかった「風林火山」の再放送を見てから家を出たためだ

バスで地下鉄のF駅まで行って、M駅まで地下鉄で行き一旦改札を出る。
筑肥線は福岡市営地下鉄と相互乗り入れしているので、F駅で乗った列車はそのまま唐津まで行くのだが、青春18切符はJRでしか使えないのでしかたがない。

姪浜の頭の薄い駅員は「二人です」と言ったのに印を一つしか押さない。
「二人ですけど」と念を押しても「印は押したから」と言うのでそのままプラットホームに上がった。

鈍行列車はガタガタと揺れる。
中央部から窓を向いたロングシートなので、向かい側の景色を見ようとすると当然向かい側の人も一緒に見てしまうことになり気まずい。
身体をねじって後ろの景色を見ていたら首が痛くなった。

筑肥線の楽しみは海岸線を走るため車窓いっぱいに海が広がることだ。
小さなトンネルがいくつもあり、暗闇と青い海が交互に現れる。

昨日は雨の後で海は濁っていたが、晴れた空に白い雲と白波が砕ける海が綺麗な時は大満足の旅になる。
西区の生の松原も松と白浜が綺麗だが、佐賀の虹ノ松原には圧倒される。
5㎞にわたって密度の濃い松原が広がる。
ドライブコースとしても快適だ。

虹ノ松原が途切れるともう唐津だ。
高台にある唐津城が迎えてくれる。


                    


昨日は西唐津まで行ってみた。
くぅが中学生までやっていたヨットのレースで何度かきたことのある佐賀ヨットハーバーに行ってみようと思ったのだ。
地図で見ると近かった。
以前来た時はもちろん車だ。

西唐津駅から迷いながら海岸を目指す。
知らない街を彷徨って、何とかハーバーの見える場所までたどり着いたが、疲れ果ててそこで断念。
遠くにレースをしているような2枚帆のヨットの動きを眺めながらしばし海岸に佇んだ。
砂浜にはゴミが沢山打ち上げられ、カラスの群れが飛び交っていた。

潮騒が心地よい秋風と一緒になって聞こえてきた。
寄せては帰す砂浜の波はいつまで見ていても飽きない。

西唐津の駅員は顔を見ただけで改札を通してくれた。
青春18切符を使って降りたおかしな二人連れは印象に残ったのだろう。


                    


唐津では駅のすぐ側の観光用のビルの3階で食事。
街を散策する元気は残ってなかった。
それでも新鮮な魚はとても美味しかった。

2階にある唐津焼の展示場は客が誰もいないので恐る恐る入ってみた。
赤みのある土に鉄の釉薬で絵を描き、透明の釉薬をかけて焼くのが一般的な唐津焼だ。
素朴な味わいがある。
展示場では名前のある窯元ごとにコーナーがあって、流石と唸らせる作品が並んでいる。
値段は小さな物で1000円くらい。
ちょっといいなと思うカップは4000円。
手が出ない。

なぎぃは小振りの一輪挿しを買った。


                    


線路沿いに歩いて、ネットで検索した喫茶店に向かう。

本当は「浅見光彦シリーズ」の「小夜姫伝説殺人事件」に出てきた、有田焼のカップを選んで珈琲の飲める喫茶店をネットで探したのだが、それは唐津ではなく有田にあることが分かりガッカリした。
ドラマの撮影は名所をつなぎ合わせた物が多いが、今回もそれを思い知らされた。

「小夜姫伝説殺人事件」にエキストラで出た時も、唐津が舞台なのに何故有田焼を展示してあるのかと不思議だった。
唐津は土物の陶器。
有田は石の粉で作る磁器だからだ。
私は土物の素朴さが好きだ。
ただし普段使いには重くて壊れやすく、扱いづらいのが難点だが。


次に唐津を訪れる時は窯元巡りをしてみたい。
財布のひもを少しゆるめて、気に入った器でも買いたいものだ。


檸檬樹という喫茶店に入り、私はハーブティーで疲れを癒す。
なぎぃはまだ食い足りないとビーフカレーを注文した。
「そう言えば先週も焼きカレーだったね」とお腹がいっぱいになってやっと元気になったなぎぃと話をする。


                    


帰途はもう暗くなっていた。
車窓から漁り火が見えたような気がする。
福岡市が近づくとイルミネーションなどの人工の光が増えてくる。

大と小の観覧車のイルミネーションが見えてM駅に到着。
改札を出る時は印を押した頭の薄い駅員が切符も確認せずに改札を通した。
先週の博多駅ではちゃんと日付を確認されたが、田舎の駅では青春18切符を使う客が珍しかったのかまるでフリーパスだ。


これでこの夏の冒険はお終い。
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