梅雨のようなムシムシした毎日だが、朝晩は涼しくなった。
夕べは扇風機がいらなかったし今朝はタオルケットを被っていた。
時折思い出したように鳴く蝉の声も弱々しい。
夕べのことだ。
夕方から携帯が何度か鳴って、そわそわしていた夫。
夕食後に「ちょっと情報を仕入れてくる」と出かけていった。
夫の元の職場で人事異動があり、元部下だった人から相談があったようだ。
左遷ではないかと悩む部下。
その他にもまだ５０歳くらいで辞めるという人もいるらしい。
辞めて６年にもなる職場でも、人との繋がりは消えない。
比較的近くに居る現職の３人と連絡を取り合って飲みに行ったようだ。
懐かしい仲間と楽しく飲んでいるのだろうと１２時を回っても帰ってこない夫はほっといて先に寝た。
ウトウト仕掛けた時だった、プルルルル・・・と電話の呼び出し音が響いて飛び起きた。
受話器を取ると夫が「鍵を忘れた～」。
ドアの前で誰かと大声で話している。
近所迷惑なので急いでドアを開けると、友人Ｍさんを連れて帰ってきていた。
くぅの部屋が開いているので泊めるという。
Ｍさんは私が夫と結婚する前からの職場の友人。
離婚して一人暮らしなので気ままだ。
「どうぞ、ご自由に～」と言って私は寝た。
ドア越しに話し声が聞こえ、寝入りばなを起こされた私はなかなか寝付けなかった。
今朝それでも７時には目が覚めた。
これも高血圧のおかげか？
９時頃には夫もＭさんも起きてきて、仕事に行く夫と一緒に出て行った。
私はパソコン室に閉じ籠もっていた。
夕べは彼も酔っぱらっていたからいいけど、朝からパジャマ姿を見られたくはない。
去年上司を連れて帰ってきた時は気を遣って朝食を準備したが、今日はパス。
別に怒っていたわけではないと、次に会った時には言っておこう
起きてきたなぎぃが「親父は？」と聞く。
夜中にケータイに着信があり、ドアフォンが鳴ったという。
ドアフォンに気付かず寝ていたから電話をかけてきたわけだ。
おかげでもう眠い。
今日は昼寝をしよう！
