前回アンジェラ・アキの楽曲、『手紙 ~拝啓 十五の君へ』について書いたような感情を抱くものもあれば、何となく思い出して、
「あー、今ならワカルなあ」
と、しみじみしちゃう古い曲がある。
ご存知の方は少なかろうと考えるのだが、古谷一行の若かりし時の初LP盤(!)『言い忘れたさよなら』の中に、『ほろ苦いあの頃』という曲があり、その歌詞をふと思い出せば
「おお、そうだったのか。 解りますよ、うんうん」
なのである。
古谷一行のファーストアルバムの歌声は、ちょろっと聴いてみる分にはなかなか良い。 流石は “降矢建志のお父さん”と評価したい。 ただ、全体的にどれも同じに聴こえてきてしまうところが欠点。 やはり俳優なんだなと思う(失礼)。
閑話休題。
さて、『ほろ苦いあの頃』の歌詞の最後の部分で
♪キャンパス通りの人ごみの 若さに目をふせてゆく 春の日♪
とあり。
自分が若かった頃、いや幼かった頃にはこの内容に如何なる感情も湧かなかったのに、今はジリジリと痛いほど解る。 我が家から少々離れた所に然る高校が在り、通学路を往来する制服姿を見た時に、唐突として前述の歌詞が頭に湧き上ってきた。 内容が沁みるほどに成長したのね、きっと。 老けたのではないのね……ねっ!
「あー、今ならワカルなあ」
と、しみじみしちゃう古い曲がある。
ご存知の方は少なかろうと考えるのだが、古谷一行の若かりし時の初LP盤(!)『言い忘れたさよなら』の中に、『ほろ苦いあの頃』という曲があり、その歌詞をふと思い出せば
「おお、そうだったのか。 解りますよ、うんうん」
なのである。
古谷一行のファーストアルバムの歌声は、ちょろっと聴いてみる分にはなかなか良い。 流石は “降矢建志のお父さん”と評価したい。 ただ、全体的にどれも同じに聴こえてきてしまうところが欠点。 やはり俳優なんだなと思う(失礼)。
閑話休題。
さて、『ほろ苦いあの頃』の歌詞の最後の部分で
♪キャンパス通りの人ごみの 若さに目をふせてゆく 春の日♪
とあり。
自分が若かった頃、いや幼かった頃にはこの内容に如何なる感情も湧かなかったのに、今はジリジリと痛いほど解る。 我が家から少々離れた所に然る高校が在り、通学路を往来する制服姿を見た時に、唐突として前述の歌詞が頭に湧き上ってきた。 内容が沁みるほどに成長したのね、きっと。 老けたのではないのね……ねっ!