居住人数の多い都市住みであり、公共交通機関を時々利用する自分は、武漢ウイルスと何度も接触しているかもしれない。 抗体が有るかもしれないし無いかもしれない。 ただ、現時点では全くもって元気である。
周囲に陽性判定された人のことも未だ全く聞かない。 知人や我がいつ罹患するか判らぬが、とにかく今のところ変化は起きていない。 色々と忙しいがゆえにブログの更新が滞ってしまい汗顔の至りなのだが、元気に生活しているので御放念願いたい。
そこで改めて考えてみるのだが、元気で健康な生活とはどういったものなのだろうか。 自由に動き回れること? 日常に支障がないこと? 人と共に活動可能なこと? 提案された行動が可能なこと? あまりにも多様性に富み、各人によって様々に異なるそれを、明確に定義するのは不可能に近いだろう。
筆者は片脚のリンパ浮腫とつきあい続けて二十年以上になる。 不自由をかこつ暇もなく、時は過ぎてゆく。 出来ないことより出来ることを数えて生きろとはよく言われる内容だが、年齢と共に体にも生活環境にもガタがきて、出来ることを数える隙を与えずに「出来ないこと」がいつしか増えている。
武漢ウイルス禍は世界規模で一気に「出来ないこと」を拡散した。 重要なのはそれが必然の病や不健康ではなく、押しつけられた難題だという点だ。
おウチ時間が長くなったぶん、ごちゃごちゃと考える余裕は「出来た」。 リベンジはまだまだこれからだ。