御礼！

　阪神淡路大震災から18年経った春の早朝、兵庫県淡路島を中心に震度6弱の地震が襲った。

　政府の地震調査委員会は14日の臨時委員会において、今回の地震は今まで知られていなかった活断層によって引き起こされたと発表した。　さらに、広い意味で阪神淡路大震災の余震とみられるとのことである。
　未知の活断層など日本中いたるところに存在するであろう。　それに「広い意味」でも何でも18年前の余震とか言い出せば、約1ヶ月は大きな余震が来る危険性ありとする通常の説から、既に逸脱しているのではないか。　現に本日の当ブログ更新直前に、福島県沖を震源とする最大震度4の地震が起きている。　これなどは明らかに東日本大震災の余震のひとつだ。
　日本における地震に期限も場所も関係ない。　地震の巣である列島に変動が一旦起きれば、人知を超えた状況に入ってゆく。　したがって、地震予知は不可能と私は思っている。

　各SNSやメールなどを通じて当方を案じて下さった方々へ、ありがとうございます！　改めて御礼申し上げます。　お蔭様でこちらは無事でしたが、周辺地域の声には
「かつての記憶が甦って恐ろしかった」
　というものが多く、未だ癒えぬ傷跡の深さを感じます。
　淡路島では建物損壊の実態が次第に判明し、被害の大きさに慄然とさせられました。
　いつ何時何処で大きな災害が起きてもおかしくない震災多発国で、思い遣る、助け合う心を持ち続けたいと深く感じます。