夢の人

心はいつまでも子供のまま。生活感無き こだわり人は、今日も夢を追いかけて多忙です。

久しぶりに音楽ネタ ~No.2~

2010-06-14 00:45:30 | Weblog
 前回アンジェラ・アキの楽曲、『手紙 ~拝啓 十五の君へ』について書いたような感情を抱くものもあれば、何となく思い出して、
「あー、今ならワカルなあ」
 と、しみじみしちゃう古い曲がある。
 ご存知の方は少なかろうと考えるのだが、古谷一行の若かりし時の初LP盤(!)『言い忘れたさよなら』の中に、『ほろ苦いあの頃』という曲があり、その歌詞をふと思い出せば
「おお、そうだったのか。 解りますよ、うんうん」
 なのである。
 古谷一行のファーストアルバムの歌声は、ちょろっと聴いてみる分にはなかなか良い。 流石は “降矢建志のお父さん”と評価したい。 ただ、全体的にどれも同じに聴こえてきてしまうところが欠点。 やはり俳優なんだなと思う(失礼)。
 閑話休題。
 さて、『ほろ苦いあの頃』の歌詞の最後の部分で
♪キャンパス通りの人ごみの 若さに目をふせてゆく 春の日♪
 とあり。
 自分が若かった頃、いや幼かった頃にはこの内容に如何なる感情も湧かなかったのに、今はジリジリと痛いほど解る。 我が家から少々離れた所に然る高校が在り、通学路を往来する制服姿を見た時に、唐突として前述の歌詞が頭に湧き上ってきた。 内容が沁みるほどに成長したのね、きっと。 老けたのではないのね……ねっ!


コメント
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