a vacant mind

虚無と音楽

どこへ行ったの

2006-11-03 | Diary
自然が持っていた、やわらかなものが薄れている。
森の奥深くからも薄れている、それはどうしてだろうかと考えても漠然としてわからない。
自然のなかにいたとしても空気が何だか薄くなっているように感じる。
深呼吸すると肺の中がスッとするような爽やかさを感じられなくなっている。
それは自然の中でなくても雨上がりのアスファルトの臭いすら何かが違う。
どこかへ行ってしまった清らかなもの、まあそれだけ地球が汚れてきた証拠といえばそういうことだろう。生きものの息遣いを忘れてしまっては生命から遠ざかっていく。
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逃げ遅れた魂

2006-11-03 | Diary
生きることを逃げ続ければ、後は崖っ淵になっていく。
肝心な魂はそのまま置き去りに、逃げているけど逃げてはいない。
死なないけれど生きてはいない、何かをするには時が過ぎている。
というより未だに何をしていいのかさえわからない。
取り残されたのではなくて、止まったままの時間を生きているのだ。
止まってしまった時間を動かせるのかどうか、動かなくてもいいのかと思う。
答えを自分に求め続けるしかないようだ。
人の答えを聞きたくて生きている訳でもないのだから。
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