考えることはないな
残すものもないから
この世界そのもののが消えゆくもの
永遠は意味のないものとなるだろう
死がこんなにも近づいてくると
かえって動じたところでどうにもならない
なんとなくわかる長くはないなという感覚
この世の中を見届けることができないとしても
それがわたしの命の限界なのだろう
半世紀近く生きてきたそれだけでもわたしにとっては奇跡だったかもしれない
今朝奇妙な夢を見た富士山から空へ一直線に伸びた溶岩が始まりかのように世界が音を立てて壊れていった
長生きは望まないし自ら早くもしなけば遅くもしない
時の流れの中でやがては消えていくだけなのだ
残すものもないから
この世界そのもののが消えゆくもの
永遠は意味のないものとなるだろう
死がこんなにも近づいてくると
かえって動じたところでどうにもならない
なんとなくわかる長くはないなという感覚
この世の中を見届けることができないとしても
それがわたしの命の限界なのだろう
半世紀近く生きてきたそれだけでもわたしにとっては奇跡だったかもしれない
今朝奇妙な夢を見た富士山から空へ一直線に伸びた溶岩が始まりかのように世界が音を立てて壊れていった
長生きは望まないし自ら早くもしなけば遅くもしない
時の流れの中でやがては消えていくだけなのだ