朝日朝刊(7月27日)に企業がブログを宣伝の手段として利用しているいくつかの例が紹介されていた。何でもお金に換えたがる人が多いこの世の中、ブログを書いてはお金を儲ける、そいう楽しみ方があってもよいと思うのだが、そのやり方が取り沙汰されているようだ。ブログに感想を書くことで無料招待などの特典を得ていたブロガーに「やらせ」だと抗議が殺到したとのことであるが、どこがいけないのか私にはもう一つピンとこない。
米国では「ステルス(見えない)マーケティング」という手法に消費者団体が批判を強めているとのことである。企業がブロガーに報酬を払って商品をほめてもらっているのに、それを隠しているようなやり方をいうらしい。しかしこれは「フーテンの寅さん」を愛する私にはなじみ深いサクラ商法そのものであって、何も目くじらたてることでもあるまいに、と云いたいのだが、私の方がおかしいのだろうか。
タレントとか政治家に本名でブログを書いていることが多いように思う。もしゴーストライターが記事を書いていたとしたら、これこそ「やらせ」であろう。しかいゴーストライターという言葉があるくらいだからこれも文化の一つ、ことさら「やらせ」とあげつらうことでもあるまい、と私は思ってしまう。
このように自分が世間の反応からずれていることを感じるとき、私の倫理観が揺れ動く。
米国では「ステルス(見えない)マーケティング」という手法に消費者団体が批判を強めているとのことである。企業がブロガーに報酬を払って商品をほめてもらっているのに、それを隠しているようなやり方をいうらしい。しかしこれは「フーテンの寅さん」を愛する私にはなじみ深いサクラ商法そのものであって、何も目くじらたてることでもあるまいに、と云いたいのだが、私の方がおかしいのだろうか。
タレントとか政治家に本名でブログを書いていることが多いように思う。もしゴーストライターが記事を書いていたとしたら、これこそ「やらせ」であろう。しかいゴーストライターという言葉があるくらいだからこれも文化の一つ、ことさら「やらせ」とあげつらうことでもあるまい、と私は思ってしまう。
このように自分が世間の反応からずれていることを感じるとき、私の倫理観が揺れ動く。