今、着る服

学校に行っている間は、見た目を重視し、寒いのを我慢しながら服を選んでいたのですが、家に居る今、寒さをしのぐ服を探すことになります。

ゴワゴワしている服を着るにはまだ早いし、かと言って、動きやすい服は寒いんです。
母に、「お父さんが捨てた服の中に着れそうな服があったよ。」と、助言をもらい、ガレージに置かれたゴミ袋にしまい込まれた服を見ると、どれもよれよれ。
「この中の服はダメだ。」と、諦めて私の持っている適当な服を探し出しました。
もちろんよれよれです。
そこに、母が、「これを着なさい。」と、持ってきた服は、羽毛の袖なしのダウンジャケット。
このダウンジャケットも父が捨てたゴミ袋に入っていたのですが、見落としていたのです。
見た感じよれよれではないのです。
父は、こういう袖なしの羽毛のジャケットはあまり好みではないので、新品のまま捨ててしまったんです。
結局、暖かいのでこのまま私の服になりました。

今の時期、寒いのか、暖かいのかわからない不規則な季節です。
外では暖かいけど、家の中にいる間はひんやりするのです。
「そういえば、ここ数年私は服を買っていない。」と、思い出します。
いつもお下がりの服を着て、その場をしのいでいます。

今の私は着たい服より、入る服。
いつか着たい服を着て、街の中を歩いてみたいなぁ。と、思うのです。
しかし、現実は意外とシビアで、痩せる機会があまりないのです。
働きだしたら、痩せるかも。と、思いつつ、次の職場を考えています。