振り向くと

今日は宝くじを買いにチャンスセンターに行ったんです。
しかし、まだ開店時間になってないので、近くの本屋さんで時間をつぶしていたんです。
すると、なぜかすり寄ってくる人がいるのです。
振り向くと、それは父なんです。
同じ本屋で、本を探していたんです。

「俺は、これから100均に行く。」と、100均の開店時間に合わせて本屋を出ました。
私は、その足でチャンスセンターに行くことになります。
「当たればいいのに。」と、思いながら買う宝くじは、多分空回り。
当たらないでしょう。
まあ、何にせよ、買わないと当たりません。

「そういえば、お父さん、100均に行くと言っていたなぁ。」と、100均に向かいました。
すると、父はいろいろなものを買っているのです。
まあ、一緒に帰るか。と、買い物に同行することになりました。
「もう、買うものはないかなぁ。」という父に、ジョーロが欲しいと言っていたのを思い出しました。
「ジョーロは買ったの。」と聞くと、「そうだ。そうだ。」と、探し回ります。
100均のジョーロは、本当にチャッチィのです。
「ないよりはましか。」と、買い物かごに入れる父です。

会計も終わり、一緒に家に帰りました。
「こんなこともあるのね。」と、思う私なんです。