朝早くから、両親は弟夫婦の家に遊びに行きました。
残るは、私を天々だけ。
たいがい、話し相手は母だけなので、独りぼっちは寂しいものです。
こんなとき、何をしよう。と、考えますが、毎日の日課は欠かせず、同じような生活になります。
私も朝から外出していたんで、本当の留守番は天々だけなんです。
「そういえば、もう洗濯物が乾いたかなぁ。」と、ベランダに干してあった洗濯物を取り込みます。
「そういえば、メダカの卵はどうなったかなぁ。」と、水槽に浮かべてある浮き草を眺め、一粒ずつ卵を取って、別の水槽に入れていきます。
「そういえば、甘いものが飲みたいなぁ。」と、砂糖いっぱいの紅茶を入れて飲んでみたりするのです。
ある番組で、果糖の多い飲料水を飲むと、老いやすくなる。というので、もうジュースを飲むのを止めました。
結構、一人でも楽しく過ごす自信も沸いてきました。
さて、昼から何をしようか。
ワイルドストロベリーの種を一粒ずつ取り出し、秋に撒く準備をしようかな。と、頭に浮かびました。
これは、本当にやっておかないとダメなので、この暇なときに老眼をかけて作業をします。
「そういえば、昼寝をするのを忘れていたなぁ。」と、言うことを思い出しました。
思った以上に充実した留守番です。