新年早々の「夕暮れの富士」の写真が、ゴルフのお仲間から届いた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/b9/7c01fa7a497dade7109e20275de0b61b.jpg)
厳しい寒さに背を丸め、重ね着をする虚庵居士だが、お仲間は正月の4日・8日と寒気をものともせず、ラウンドを重ねたという。ホールアウトの後も、「夕暮れの富士」と夕焼けの写真を撮影して、態々送って下さったところから推測するに、戦果は上々だったに違いない。「こころの余裕」が、富士を観る目、夕焼けを味わうゆとりとなって伝わってくる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/78/74ff096c13ac48e98dff30e0e7387041.jpg)
夕焼けを写した後も、太陽が駿河湾に沈む間際までじっと眺めていた彼の、感性が素晴らしい。ブランケットに包まって暖かな環境で、函南の夕暮れの情景を味わえるなんて、思いもよらぬ新年のご配慮に与り、感激であった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/27/19287a67653b3e71a98850b589bc6a47.jpg)
写真の撮影・ご提供 末木様
夕暮れの富士の頂き白雪を
黄金に染めて暮れなずむかな
駿河湾の遥か彼方の夕靄も
海の水面も染めまる夕暮れ
いま将に沈まんとしてまたたける
名残りの際を伝える君かな
目を閉じれば富士のお山の頂の
わずかな残照まぶたに残りぬ