米国ニュージャージー州に住む孫が、小学校のアートの時間に造ったという
"Egyptian Canopic Jar" の写真が届いた。
"Canopic Jar" を英和辞典で調べたら、次のような説明だった;
カノーポスの壺: 古代エジプトでミイラの内臓を収めるのに使用した壺。 人の頭をかたどった蓋を持つ。
また念のためインターネットで "Canopic Jar" を検索したら、様々な画像と解説をヒットしたが、この様な "Canopic Jar" は一つも見当たらなかった。
彼の通うスクールのホームページを開けば、作品の写真集が掲載されているかと期待したが、作品の写真集は残念なが見当たらなかった。が、5年生の歴史教育では、古代史の勉強中であることが判明した。 歴史教育と合わせて、"Canopic Jar" の
アート創作が同時進行している実態を知り、素晴らしい教育方針に感服した。
スクールの授業を想像すれば、歴史のクラスで "Canopic Jar" の使用目的と壺の概念を理解させたうえで、アートのクラスでは壺のデザインを、生徒の自主性に任せたのだろう。孫の作品は「鷹と鷲」を見事に融合させ、表情も極めて活き活きとして、見事な作品だ。
早速、孫のアドレスにメールを書き送った:
古代人の心が「ツボ」にこめられていて、じじはシビレたよ。
じじは、君が作ったこの「ツボ」で眠りた~い!
じじのお願いだから、たのみます!
ソロバン5級合格、よかったね おめでとう
キャメロンが小学校のアートにて
てびねり創りし壺に痺れぬ
逞しき鷹と鷲とをこの壺に
凝縮せむとの思いを偲びぬ
その昔 ギリシャのミイラに添えたとか
カノーポスの壺は 御魂を護るや
望むらくは孫の創りしこの壺に
とわに眠らむ 迎えのときには
じじ・じ~じと呼ぶ声聞きつつ壺に入れば
のどけからまし あの世の眠りは