川端裕人のブログ

旧・リヴァイアさん日々のわざ

タイトルは今まで一番いいじゃない、と母が言う

2005-07-27 17:21:04 | 自分の書いたもの
「今ここにいるぼくらは」というのは、母にとってなかなかナイスなタイトルに響いたらしい。悪いことじゃない。
「なかなかよろしい」と褒めてくれたわけだが、実は編集者のI氏がつけたタイトルである。
ぼくはタイトルつけ苦手。今も保育士もののタイトルで悩んでる。

I氏がぼくのテーマが「今ここ」であることを見抜き、提案してくれたのはなかなかありがたかった。
ほんと、興味があるのはいつも「今ここ」なんだ。
実はこれまで書いたすべてのフィクションもノンフィクションも、一見、まったく違ったものに見えたとしても、すべて「今ここ」について書いてきた。

というわけで、「今ここ」と短縮されて呼ばれるようになったりすると、それは自分の全作品に言及されているような感覚も覚えるだろう。

きょうはなんとなく気分で恐竜について書いてみている。もちろん「今ここ」の恐竜の話。



ゴルフの返品

2005-07-27 06:21:18 | きうらきら光ったりするもの
J.M.Westonのゴルフを結局、返品してきた。

これから先、苦痛をがまんしてはき続けても、ぴたっとくるとは限らないし、それ以前に苦痛をがまんして履きならすことじたいおかしなことだ。

というようなことを言ったら、二つ返事で返品はオーケイ。大変丁寧かつ、納得できる対応で、さすが老舗だなあと感じた。

いろいろ雑談。ウェストンのマネジャー自身、日本の靴好きの「痛いのをガマンしてでも履きならすのが靴好きの徴」みたいな風潮はどうよと感じているとのこと。
また、ウエストンでも、かつて大丸が代理店だった頃は、徹底したタイトフィッティング主義を貫いていたものの、最近ではそれではなく「心地よさ」を大事にする方針にかわりつつあることも説明を受けた。

ぼくが返品したのは6Dだったのだけれど、あえて大きめサイズで幅を細くすることでうまくフィットすることもあるとも教えてもらった。たとえは7C。足を通してみたら、たしかに6Dよりも、ずっと楽だし、なおかつ、フィット感もある。でも、こっちに交換してもらったとして、結果としてやはりダメだったりすると、ややこしいことになるので、とりえあずは返品・返金で対処ということに。

いずれ、また機会があったら、ということで。


野口さん、宇宙へ

2005-07-27 00:25:43 | 日々のわざ
とりあえず、無事に宇宙へ。もう一回ドキドキの瞬間があるわけだけど、これで半分はクリア。

コマンダーはアイリーン・コリンズなのね。実はきょうまでちゃんと認識していなかった。アメリカの良妻賢母であり、なおかつ宇宙飛行士、というなんだすごい人なのだ。

でも、気になるのは「事実上の検査基準緩和」というやつだなあ。最近、宇宙ネタはまったくフォローしていないので、なんともいいがたいのだけど、いいんだろうか。
安全よりも「大きなもの」のために、妥協が計られた、みたいな匂いがぷんぷんするのだが。
追記
毛利さんの時のように「日本人初」とか、夢がどうしたとか、そういう文脈では述べられない。テレビの中継でも、新聞の記事でも、宇宙へ日本人が行くのはかなり日常的な行動の延長になったみたいだ。もしも、「初」要素があったとしても、ことさら「初」ネタとして語ることはしないのだろう。

と同時に、宇宙開発のアメリカニズム的なところがことさら目につくのは、やはり9.11以降だからであり、ロケットの打ち上げの瞬間とはそれを誇示する瞬間でもある気がして、僕自身ものめりこめない部分がある。