昨日から、首都圏の一部の書店に並んでいるらしい新作。きょうはほぼ全国的に行き渡る予定。
集英社の小説すばるにほぼ一年間にわたって隔月で書いたもので、ぼくの中の位置づけとしては、「川の名前」と一対をなす、川小説です。
「川の名前」の感想で、「自分も、小さい頃川で遊んでいて……」といった「ノスタルジー型」のコメントがたくさんあって、20世紀後半生まれの者たちの間で、ひとつの共通体験として「川」があるのだなあ、とはっきり感じられました。
ならば、今度はぼくたちが生きた川の物語を、今の子供たちに託すのではなくぼくたち自身のものとして語っておきたいという欲望が芽生えたわけです。
まあ、全体としてゆるい構成になっているので、別の読み方もアリ。
どんな読み方をされるのか、例によって興味津々なのだけれど。
書誌データ。
「今ここにいるぼくらは」1785円(税込み)
出版社: 集英社 ; ISBN: 4087747727
ちなみに、本日は、ぼくの誕生日です。
41歳ナリ。
なんか見事にキャリア折り返しみたいな年齢ね。
奇しくもバースデイ配本になったことだし、多くの人に届きますようになどと祈ってみたり。
集英社の小説すばるにほぼ一年間にわたって隔月で書いたもので、ぼくの中の位置づけとしては、「川の名前」と一対をなす、川小説です。
「川の名前」の感想で、「自分も、小さい頃川で遊んでいて……」といった「ノスタルジー型」のコメントがたくさんあって、20世紀後半生まれの者たちの間で、ひとつの共通体験として「川」があるのだなあ、とはっきり感じられました。
ならば、今度はぼくたちが生きた川の物語を、今の子供たちに託すのではなくぼくたち自身のものとして語っておきたいという欲望が芽生えたわけです。
まあ、全体としてゆるい構成になっているので、別の読み方もアリ。
どんな読み方をされるのか、例によって興味津々なのだけれど。
書誌データ。
「今ここにいるぼくらは」1785円(税込み)
出版社: 集英社 ; ISBN: 4087747727
ちなみに、本日は、ぼくの誕生日です。
41歳ナリ。
なんか見事にキャリア折り返しみたいな年齢ね。
奇しくもバースデイ配本になったことだし、多くの人に届きますようになどと祈ってみたり。