川端裕人のブログ

旧・リヴァイアさん日々のわざ

日々のiPOD mini 19 エレファントカシマシとライブドア堀江貴文社長とのあいだにひそかなリンクを張る

2004-11-10 23:50:27 | ソングライン、ぼくらの音楽のこと
エレファントカシマシの「風」はなかなかよいアルバムで、特に「友達がいるのさ」とか、つい涙ぐんでしまう、オーバー・サーティ・ソングが入っていたりして、かなりお勧め。

実はね、このアルバムを最初に聞いた時、冒頭の「平静理想主義者」のところで、いきなり、ライブドアの堀江社長の顔が、頭の中に浮かんできてしまって、もう離れなくなっちゃいました。まだプロ野球の参入問題の結論が出る前で、メディアにも堀江氏の顔が出まくっている時で、SpaceShipOneのニュースなんかとも相まって、こいつ、熱いなあなんて、気分で眺めていたのだけれど、その「温度」とエレファントカシマシの温度がぴたっとはまったみたい。

実際、堀江氏がどんな人なのか知らないし、エレファントカシマシもそれほど熱心なリスナーじゃないので、誤認を重ねた上で、双方に迷惑きわまりない「リンク」なのかもしれないけど、でも、ぼくの目には、似た位相に立って、みなさんがんばってらっしゃるように思えます。

別に堀江氏が理想主義者ってわけでもないでしょう。
でも、清濁飲み込んで、それでもまだ、熱くあれることが、大事なことなのよね。
というふうに、エレファントカシマシも歌い、演奏しているように思えるのです。
ロックというのは基本的にガキの音楽なので、「オトナは汚い」と内容のことをいい大人が演奏していても、それなりに成立しちゃう嫌らしいところがあるけれと、エレファントカシマシも、ぼくが思う「オーバー・サーティ・ソング」の書き手として、汚いオトナとしての自分をふまえてあえて「理想主義」を歌ったりするのが、熱いんだよなあ。

というわけで、この文章の主張はただひとつ。
堀江貴文とエレファントカシマシにリンク。
本人たちが迷惑でもリンク。
というこで。