草の葉

高山村にある、緑に包まれたギャラリー

怒(ど)・悲(ヒ)ェ~!

2012-02-20 19:03:53 | 山の暮らし
2日前の夜のことだった。
薪ストーブの前の椅子に腰かけ、
何を思うでもなく、何を見るでもなくぽーっとしていた。
と、突然、視線の数メートル先のクローゼットで、
何やら黒い物体がサアーッと動いた。

「ん?」
「えっ!」
その途端、我に帰り、両眼がパチパチ、パチクリ。
そして、次の瞬間、心臓がドクドク、ドッキリ。
もしや・・・・

ソノことが頭から離れずに、
このところ、悶々とすごしていたのだが、
今朝、ついに・・・・

目の前をヒューっと。
とっさに、箒と蠅たたきを持ちだした。
が、そんなものは、もちろんなんの役にも立たない。

最近、いくら目が見えづらくなったとはいえ、
この至近距離では、もう疑うべくもない。
ああ、やっぱりかぁ。

数年前、大騒ぎしたことを思いだし、
もやつきは、悲しさを伴う脱力感へと取って代わった。
願わくば、せめてゴキブリであって欲しかった。

この衝撃を伝える言葉をワタシは持たない。



今、こうして書いていてもゾクゾクッ、ブルッ。。



                ::::




ちゃんとした入り口から入ってくるものだと思っていた。
「一体、いつ?どこから?」と、不思議に思ったが、
ネットで調べると、
ネズミというものは、1,2cmのほんの小さな穴から入り込むらしい。
だとすると、侵入口を見つけるのは容易ではない。
確かに、我が家は半分以上は土間仕様なので、その分、外に近いわけで、
人の出入り口からでも入りやすいだろう。
その上、
後の半分の板の間の下は、床下収納になっていて、
その開閉口には、いくつもの穴があいているわけで。

周りは田畑や森に囲まれているし、
近所の家でも、ネズミはゴロゴロしているということを聞いていたとはいえ、
それまでのワタシの住環境で、何十年も一度も見たことはなかったものに、
わずか5年の間に2度も遭遇するとは。


ああ、恐ろしや恐ろしや!!


なあんて嘆き、気落ちしている場合じゃない!
早速、ネットで調べ検討。
そして、3点を購入し、セットする。

業者に依頼はとんでもなく高くつくらしいし、
一番効果的な?超音波を忌避というのは、ヒトにも悪そうだし、
ネコを飼うという手もあろうが、これはある理由で受け入れるわけにはいかない。
取りあえずは、一般的なものを組み合わせて。
1、毒となるエサを仕掛けるというもの
    :だが、これは、そのエサをどこかへ持って行って食べるので、
     ヒットしたとしてもその死体はどこにあるのかわからず、嫌~な気持ち。
2、ネズミの通り道に粘着力のあるシートを置くというもの
    :だが、これは、もし引っ掛かったときに、
     ソノものを直に見ることになるし、その後の処理は?
     ああ~これも嫌だな。
     でも、前回は、運よく?コレで捕獲、収束。
3、ネズミの嫌いな匂いで寄せ付けなくするというもの。
    :うまくいけば、これは一番よさそうだが、
     この匂いもなんだか嫌だなあ。







仕掛けたエサが無くなって欲しいような、ないような。
ネズミ取りシートに引っ掛かって欲しいような、ないような。




         これからしばらく
         ドキドキ、ムカムカの日々が続く。。