草の葉

高山村にある、緑に包まれたギャラリー

Le Chat Noir

2012-02-12 10:36:59 | おでかけ



美大生、及び美大卒業生の娘を持つ母4人、
昨日、久しぶりに、
群馬県立近代美術館へ。


開催中の___陶酔のパリ・モンマルトン1880-1910
           「シャ・ノワール(黒猫」をめぐるキャバレー文化と芸術家たち___を観に。

100年以上前の種々多様な技法による作品群。
リトグラフのポスター、レリーフの挿絵、クレヨン、水彩、油彩、鉛筆画などその数200点余り。
一点一点、丁寧に観て回る。
知らない国の遠い時代とはいえ、
そのどれもが、なんとも懐かしさを呼び起こす。
ゆったりとしていて、なおかつ活気のあった時代に思いを巡らし、
しばし、タイムスリップ。

ワタシの足を長く留まらせたのは、
亜鉛板でつくられた影絵芝居の数々。
その時代のパリの生活、光景がよみがえる。



1910年製のプレイエル社のピアノを使った演奏を聴くこともできるというので、
この日を選んだのだが_____

美術館のエントランス付近のホールの音響効果によるものなのか、
どうも音が割れるような?感じ、しかも音程が下がる感じ。
いや、それは、そもそも100年前のピアノの素朴さなのかもしれないが。
いずれにしろ、
もっと、こじんまりとした室内で再度聴いてみたいものだ。








               それにしても____
               11時から閉館まで。
               その3分の2程は、おしゃべり!?