鎌倉の龍口寺を訪ねる
今日はかって鎌倉に住んでいたころのマラソン仲間達が、飲み会に招いてくれたので、湘南ライナーで、のこのこ出かけて行きました。
例によって、ついでに江の島の近くの龍口寺へお参りによりました。
当時のジョギングコースの途中にあるお寺です。
ここは、鎌倉時代の刑場であったようで、日蓮もここで処刑されそうになったとか。
さて、境内に入ると、屋台のお店が沢山並んでいて、参詣者よりもお店の人たちで混んでいました。
従って、厳かな雰囲気はなく、そそくさと裏山のほうへ登りました。
その下り道の途中に、大変立派な五重塔がありました。
説明板によると、
「仏教の開祖であるお釈迦さまが亡くなられた時、その御遺体は荼毘(火葬)に付され、その遺骨(御仏舎利という)は八つに分骨されて、その当時、インドで主流の八部族に渡された。そして、八つの部族は塔を建立し、それぞれに頂いた御仏舎利を、その中に安置してお祀りした。
この塔のことを、古代インドの言葉である梵語(サンスクリット語)で、「ストウーパ」という。
このストウーパが五重塔の起源であり、法要で供養する卒塔婆の語源である。・・・
龍口寺の五重塔は明治四十三年(1910)竣工、欅造り銅板葺き、神奈川県で唯一の木造本式五重塔である。・・・」
とありました。
木造りの本体も、屋根の青銅色も穏やかに調和して、素晴らしい佇まいでした。
特に、裏山への途中からの眺めがよかったです。(右の写真)
そこから、例のごとく、暑い盛りを片瀬山駅のほうへ、曲がりくねった道を登って行き、
駅で仲間と合流して、さらに登って、お呼ばれしたお家へたどり着きました。
お後は、例のごとく、昔の仲間たち10人ぐらいで、にぎにぎがやがや、ぐびぐびぴちゃぴちゃ・・・