くらしデザインスタジオ@楽(^^)

住まいや街など、様々な暮らしの提案やサポートをする中で、なんとなく気になったこと…!?イロイロです。

歩道の難所と街路樹

2020-11-05 | 街のモノ

国道463号の歩道です。「埼大通り」と呼ばれる区間の、北浦和駅から鴻沼川に向かって下っていくあたりです。様々な障害のある人たちと過ごしていると、この歩道は、なかなかの難所だと感じます。市内の主要な街路であり国道でもあるのですが、元々バイパス県道として整備されたのが1970年代で、さらにその数年後、あとからケヤキの街路樹が植えられた?ため、歩道の通行できる幅員が狭くなっている感じでしょうか。

その狭い歩道ですが、誘導ブロックが敷設されています。写真は、「さいたま市バリアフリー基本構想の重点整備地区」の区域外ですが、この先に、バリアフリー経路相当が必要な施設があるのでしょう。そのためか、元々、歩道の自動車横断の切り下げと思われる凹んだ区間を、なるべく緩やかなスロープとしたようで、歩道の縦断勾配がうねるになっています。さらに、そこに自然地形の勾配も加わって、なかなかの難所化しているようです。

それでも、街路樹や各所のレベル差などの制約がある中で、なんとか様々な歩行者の通行に配慮しようとしている意図は伝わってきます。なので、特に電動車いすを利用してる方の、トレーニングコースみたいにしたらどうかな…と思ってしまうのですが、そうはいかないですよね…。実際には、この歩道を電動車いす利用で進むのは難しいので、車道の自転車通行帯を進みたくなりそうですが、それもダメなんですかね…。

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