くらしデザインスタジオ@楽(^^)

住まいや街など、様々な暮らしの提案やサポートをする中で、なんとなく気になったこと…!?イロイロです。

余震と緊急地震速報

2016-04-16 | 街のモノ

熊本の地震は、やはり色々気になるのでテレビやネットを観続けてしまいます。ただ、人の部分は素直には観ていられないので、純粋に地震や地震の情報や起こった事象そのものの部分を、観るような感じになっています。

震源近くでは、震度1以上を観測する地震が、未明のM7.3の地震発生からの12時間で約100回にもなり、その前の最初の地震からでは約260回にもなっていて、単純計算で1回/6分ぐらいというのは、かなり厳しい状況に感じます。歪みが多く溜まった直下型の内陸地震では、これだけの数と大きさの余震が起こり得ると、自覚しておかないといけないようです。

住宅程度の建物の耐震などの構造は、基本的に強い1回の地震力に対する耐力しか想定してないので、これだけ大きい余震が繰り返すうちは、とても住宅の中には入れないですし、徐々に倒壊に近づいていくのだと思います。


緊急地震速報も、このネタを書いている時までの2日間に、16回も発表されています。ですが、こういう震源の浅い内陸型の地震の場合、例えば最大のM7.3の震源深さ10kmの地震の時でも、震度5強程度は震源から半径30kmの範囲内になり、緊急地震速報はS波到達までには間に合わないようです。http://www.data.jma.go.jp/svd/eew/data/nc/pub_hist/2016/04/20160416012510/reachtime/reachtime.htmlにあります。

私は、自分には緊急地震速報はあまり必要ないと思っていたり、あの警報音が苦手なのこともあって、携帯やスマホはOFFにしてしまってます。ですが、遠方のプレート系の大地震も起こり得るし、そういう時には緊急地震速報の効果があるので、苦手だけの逃げはイカンかな…と思ったりします。