くらしデザインスタジオ@楽(^^)

住まいや街など、様々な暮らしの提案やサポートをする中で、なんとなく気になったこと…!?イロイロです。

L形側溝縁石の研削

2019-07-18 | 街のモノ

歩道縁石の端部が削ってありました。縁石カーブしていますが、写真には写っていない左側の、交差点の横断歩道につながる部分です。大宮駅の東口駅前通りと氷川参道の交差点付近で、”ラクガキの遊び心地”の時に気が付きました。

段差が最低限とはいえL形側溝なので、削る前は垂直に立ち上がり、角部は丸くなっていたような記憶です。いわゆるシルバーカーや、手動車いすの前輪が引っかかりやすかったのですかね。まして、ちょうど交番の前ですし。

よく言われるのは、全くフラットにしてしまうと、視覚に障害のある人が、歩道なのか車道なのか足で判別しづらくなることです。このぐらいの、歩道と車道のレベル差と排水勾配の違いがあれば、判別は問題なさそうですが、どうなのですかね。

もう一つ、事故で話題になりましたが、事故等での車の歩道への侵入を防ぐには、縁石は高ければ高いほど良いのだと思います。大型車の通る主要道では、縁石高さは25cmとかですよね。なので、ずいぶん昔は、歩道から階段を2段くらい上り下りして横断歩道を渡るような所も通ったことがあります。

これらの両立に、各自治体などで考えているようで、車止めを立てたり、段差0にするスロープ切り下げを一部分だけ造ったりしていますよね。