くらしデザインスタジオ@楽(^^)

住まいや街など、様々な暮らしの提案やサポートをする中で、なんとなく気になったこと…!?イロイロです。

いすゞエルガの新型

2016-01-15 | 街のモノ

先月、15年ぶりにフルモデルチェンジした路線バス、いすゞ「エルガ」http://www.isuzu.co.jp/product/bus/erga_rt/を大宮駅前で見かけました。このモデルからノンステップのみの設定ですが、12年ほど前に国の認定標準仕様として設定された、従来のワンステップをベースにした暫定的な前中ノンステップ形状のままのようです。

12年経ってスロープ付ワンステップとノンステップの路線バスの普及が済んでくると、今度はより先進的なノンステップバスへの改良や進化の、足かせになっている気がしてきます…。ということで、国交省の「標準仕様ノンステップバス認定要領」などをみてみますと、モデルチェンジに合わせて国交省の「標準仕様ノンステップバス認定要領」が一部改正http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha07_hh_000185.htmlされてます。

その流れで、平成15年3月の「次世代普及型ノンステップバスの標準仕様」の報告書http://www.mlit.go.jp/jidosha/jidosha_tk3_000018.htmlを見ると、「将来の開発普及目標仕様」では、フルフラット化などが書かれています。ということは、標準仕様の認定が、ノンステップ自体の改良や進化の足かせになるわけではないようです。

で、新しい「エルガ」の乗降ドアのスロープは、床に収納されている状態から垂直に回転させて、歩道とバスの間に設置されるタイプのようです。ですが実際の設置の状況は、車いすの人と一緒でないと見れないですよね…。