「ビリ哲学」 その5 部の花タンポポ
タンポポって花知っていますか?、何処にでも咲く強い花です。
早春から、雪が降ってからも咲いています。大輪の花ではなく黄い小さな花。
数が多のに目立たない花です、邪魔にされて雑草のようにむしり取られてもいます。
花が終わると綿帽子になりふわふわ飛んで行きます。
辿り着くと、その場所が、石垣の隙間でも、アスファルトの溝でも、
ゴロゴロ石の間でも、何度も踏まれても、あたらしい命を芽生えさせます。
どんな逆境であっても、花を咲かせる強さを感じます。
人は色々な生き方があります。どんな事があっても強く生きる。
タンポポの様に強く生きてほしい。だから今は、どんなに辛い練習であっても
次に花が咲けるから頑張ろう。負けても負けても新しい自分を作り立ちあがろう。
いつの日かそれが自分の生き方に必ず役に立つから。
今は陸上で心の強さを身につけよう。辛いと思う練習が楽しくなるまで。
走らないで早く走る方法はない、投げないで遠くに投げる方法もない。
頑張る仲間がいれば一人ぽっちではない、仲間を大切にしょう。
沈んでいる仲間がいたら引き上げて共に励まし合いながら進もう。
人は一人では強くなれない。一人では生きられない。苦しくなったら、心が折れたらたんぽぽの花を見よう。
見ているうちに勇気が湧く様なそんな部員でいてほしい。