どんなに難しそうに見える仕事であっても、基本の組み合わせにすぎません。
基本を疎かにする人は、遅かれ早かれ成長がストップします。
基本の習得は、根気と時間がかかる作業です。
良い結果を出すことだけに着目してしまえば、基本が疎かになります。
結果を出すことに焦るのは、仕事が自分主体になっているからです。
長期にわたり大きく成長するためには、基本に忠実になりましょう。
The competent person is always faithful to the basics.
No matter how difficult it looks, it is only a basic combination.
People who do not care about fundamentally stop growing sooner or later.
Basic learning is a persistent and time-consuming task.
Focusing only on giving good results, the basics may be postfoned.
The reason for getting on with the result in haste is that work is self-directed.
Let's be faithful to the basics in order to grow greatly over the long term.
心と技で言えば、「心」が基本。「技」がやり方
というものであろうか。
その人の意識、価値観、人間性といった目に見えない
パーソナルな要素。これがベースであとは
「正しいやり方」と「実行する能力(知識とか)」
があるかどうか。
自分自身、どうしても「実行能力」の方を重視
してしまう傾向があり、その結果が「やりっぱなし」
「完了したら終わり(振り返らない。次。)」という
悪しき習慣を生み出してしまった。
変えるのは、気づいた時から。
まずは自分の思考、意識を変えることから始める。
電車に乗っていても、運動していても、どこにいても携帯電話ひとつで色々なことができ、欲しい情報はすぐに手に入ります。検索のとき、30秒でも読み込みに時間がかかるもんならイライラしてしまう。
つまり、結果がすぐにもらえる時代なのです。
そして、それがベースとなっているからこそ、仕事でも、プライベートでも結果をすぐに出したい。と、どこかで思い、短期的思考に陥ってしまう。
しかし、そんな時代であっても、自己成長には時間がかかります。当たり前ですが、誰でも一瞬で成長することはできません。成長するにはどうしても、ベースを作りに膨大な時間がかかり、勉強の結果でも3年以上かかることだってあります。
今、私も一から土台作りをやり直そうと思っていますが、これをやったかやらないかで、人の深さが決まり、今後の人生も変わって来るのではないかと思っています。
本質が見えなければ応用も生まれない。
人々は、もっと早くもっといい成果を出したいと思うようになりました。
それで、基本の重要性を忘却してしまい、真面な成果を出せなくなったのです。
では、 その基本とは何か。 どこから間違ってきたのか。
まず、基本というのは、「心」と「技」二つで分けることができますが、 今の現代人に一番足りないところは「技」より「心」です。
この心は、大人になる前になるべく完璧にしておくのが理想的でありまして、 これを学問ではアイデンティティーともいいます。
しかし、 今の時代はもう心の重要性を教えるより技を教えるのが重点になりまして、大人になっても「心」が完成してないようになったのです。
それで、今からでもその足りない「心」を成長する必要があるのではないかと私は思います。
それでもっと「できる人」に近づいていくのでしょう。
基本を知らずに自己流をしようとすれば、それが実は基本的なことだったり、過去の誰かのミスと同じことをしていたりします。
基本を知っているからこその抜け道や応用がわかったりします。
一見アイディアマンのようであっても有名なマーケティングや戦略論に忠実に従い戦略を組み立てていました。
日々の選択も長期的、本質的、多面的に考え行動を選択しています。
誰よりも基本に従い正しい選択をしているからこそ組織を正しい方向へ進められるのでしょう。
日々自分自身の選択が本当に正しい基本に従っているのかチェックすることがとても大切だと思います。