どんな企業であっても社員がいなければ、運営はできません。
どんなに優れた戦略、ブランド、製品、開発力があろうとも、それらの全てを支えているのは、社員なのです。
とかく、経営者は、自分自身の能力の高さに驕り、会社は自分の力で運営できていると思いがちです。
しかし、トップの能力が十分に発揮できるか否かも社員次第です。
社員の成長こそ会社の原動力であり、社員教育を怠らないことが重要です。
良い企業文化を作れるのは、戦略でも、商品でも、経営者でもなく、社員だけなのです。
The true driving force behind a company’s growth is the growth of its employees.
No company can operate it unless there are any employees.
No matter how good a strategy, brand, product, development capability it is, it is the employees who support all of them.
Anyway, management tends to think that the company is able to operate with their own power due to the high ability of himself.
However, it depends on employees whether the top performance can be fully demonstrated or not.
Employee growth is the driving force of the company and it is important not to neglect employee education.
Only employees, not strategies, products, managers, are able to create a good corporate culture.
動力無くして、経営は成り立ちません。
組織の最小単位は「人」です。
「人」の成長無くして、組織の成長はあり得ません。
人の良し悪しにより、会社の良し悪しが決まります。
この条件はどの会社も同じです。
また、どの会社にも経営理念は存在しています。
これもどの会社も同じです。
しかし、成長する会社とそうでない会社が存在しています。
その差を決定付けるもの、それが社員です。
顧客の事を想い、その想いを表したのが理念だとすると、その理念をより具体的な指針に表したのが行動指針です。
顧客志向になることが、社員の成功への第一歩だと考えると、行動指針に沿って行動させることが結果として会社を成長させることにつながるのです。
素晴らしいブランドがあっても消費者に伝わらなければ、意味がありません。
素晴らしい商品があっても消費者に知られなければ売上にはつながりません。
どんなに企業が価値あるものを持っていたとしても
それが相手に届かなければ、意味がありません。
そして、それを届けるのはその企業の社員です。
社員は会社の価値を相手に伝える伝道師です。
だからこそ、社員を成長させることが必要となるのです。
世界一謙虚にがむしゃらに、世界一高い情熱を持って
成長する組織を作れるだろうか?
向かっている先は経営者も社員も顧客も社会も
皆が望む未来だろう。
そこに近づくことに皆がwinを深く理解し、
エキサイトして、潤う。
近づけば近づくほどに、皆の幸福が増す。
自然とイノベーションが生まれ、行動し、
障害を乗り越え、さらに盛り上がって進んでいく。
目標に近づき、もしくは目標を達成し、
次の目標が生まれ、その最高のサイクルが続き、
のちにビジョナリーカンパニーと呼ばれる。
関わった皆が、それぞれ最高の充実感を感じ、
最高の人生を生きる。
現在そうなれていないのは、私の問題です。
精進し、言行を一致させます!
だからこそ、その基礎が成長してくれないと全体を大きくさせるのは大変難しい話であります。
一つ例をあげると、人間の体も同じ構成を持っていて使い方も同じだと言いたいです。
脳、筋肉、骨などで構成できている人間の体は脳という指揮者によって動きます。 しかし、実際筋肉や骨がきちんとしていない場合、脳がどんなに頑張っても効率は下がってしまうのです。
私たちは経営者の考え方を持って、自分(脳)だけではなく社員(筋肉・骨)のところを成長させて、共に成長する必要があるのです。 それが真の成長だと私は思います。
ここで、一番大事なことはお互いへの信頼・相互作用が必ず必要ではないかとそう思っています。
使命感をもってビジョンを実行するのは社員の総力です。
マネジメントは社員が正しく力を発揮できるような仕組みを作る必要があります。
社員は理念やビジョンを理解した上で、じぶんがそれを作り上げるんだという意気込みをもって取り組むべきです。
マネジメントと社員、双方が相手のせいにするという依存関係ではなく、双方が役割を果たすことで初めて相乗効果となり、良い会社を作ることができます。
ただ、社員の成長には時間がかかるので、会社の成長曲線とのバランスが重要。
会社全体の成長とはすなわち、社員ひとりひとりの成長。自分自身もまだまだ未熟な成長のステージにありながら、いかに周りの社員を引き上げ、モチベートし、全体を俯瞰できる優秀な社員の数を増やしていくか。
会社の未来、行く末は「自分自身の行動に全てかかっている」という真実を認識できる社員が増えれば、社員満足、社会貢献につながる利益額も増え、会社はどんどん成長していくのだと思います。