人間の脳は、楽をできるように思考します。
従って、人の脳は、仕事を作業化して何も考えなくてもこなせるようにさせるのです。
考えなくても作業ができるため、エネルギーの消費が抑えられます。
生物として生きるには、無駄なエネルギーを使わないことが重要です。
しかし、人間は、社会的生物となり、共同体の中で、競争もしなければならなくなりました。
競争とは、決して悪いものではなく、社会をより効果的、効率的に運営するためには、必要不可欠なものです。
結果として、単なる生物としての脳の役割と、継続的に改善を求める社会との間でコンフリクトが発生したのです。
本能に反して、現状を否定すること。
その上で、今のやり方に固執することなく、たるまない改善活動が必要になったのです。
Always keep improving!
Don't get stuck in your current ways.
The human brain thinks so that you can enjoy it.
Therefore, the human brain makes work be an easy operation so that you can do it without thinking anything.
Work can be done without thinking, so energy consumption is suppressed.
To live as an organism, it is important not to use wasted energy.
However, humans have become social organisms and have to compete in the community as well.
Competition is not a bad thing, it is indispensable to operate society more effectively and efficiently.
As a result, there was a conflict between the role of the brain as an organism and the society that continually seeks improvement.
Contrary to instinct, denying the present situation.
In addition, without persisting in our way of doing now, we need a sort of improving activity.
うまくいくやり方を真似したり、応用したりすることは重要ですが、それに固執すると、よりよい方法に目が向かなくなります。
それにより、結果的にムダな時間やコストを使ってしまう可能性もあるため、よい方法は踏襲しつつ、よりよい方法、改善にも常にアンテナをはっていることが必要だと思います。
変化が目まぐるしい現代においてついていけないときがある。
しかし、環境が変われば自分も変わらなければならい。
変化に適応するためには、先人に学んだり歴史に学ぶことがある。
最近は自分よりも若い世代に学ぶこともあることに気づいた。
高付加価値を醸成する組織を目指していくためには、相手の言い分、やり方を受け入れ、立場を尊重しつつも、常に既存のやり方を疑う必要があります。
言われたことしかできない、の一歩先を行く人は、
言われたことをきっちりこなす+「問題」を見つける人。
この段階ではまだそれを、自分自身で解決可能なものと置き換えることができていません。
言われたことをきっちりこなす+「問題」+「課題」まで見つける人が、
その二歩も三歩も先を行く人になるのだと思います。
一般的に考えれば競争ののちに勝者と敗者が生まれる。
しかしここで述べられているのは勝ち負けの話ではないと思う。
各々が世の中のためにより良い方法を考え提案し競争する。
そして良い方法が採用され、共有される。
しかし、そこがゴールではなくさらにそれを後世に残し、それを改善させなければならない。
普段から改善し、共有しさらに改善を加え続ける体制を作らなければならない。
常に改善するのはむずかしいけど、改善しようとすることが重要である。
やめると成長がとまる
前より仕事のスピードが
あがってきたら
今度はやり方をかえて
もっとはやくできるか
と挑戦してみたい。
状況は常に代わり、その状況に対応しないといけない。
ただ、今まで自分が信じ行ってきたことを捨て新しいことをやるには相当なエネルギーが必要となる。
そのエネルギーは常に理想を追い求める、欲求から来るのではないかと私は思う。
より良いものを、より良いサービスを、より良い人生をと考えればおのずとより良くしていくことというのは必要になってきます。
しかし、その視点を大きくもたなければ革新にはならず、小さい改善ばかりになってしまい多くのお客様に喜んで頂ける改善にはならないでしょう。
自己満足の改善ではなく、多くのお客様に喜んで頂ける改善と常に考えることが重要と思います。