久野康成公認会計士事務所/株式会社東京コンサルティングファーム(TCF)の 【国際化支援ブログ】

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お金は、暖房のようなもの

2006年01月28日 | 所長と熱く語ろう!(久野康成)
サイバー・エージェントの藤田さんの言葉です。


お金は、暖房のようなもの・・・

「ないと大変ひもじい・つらい。
暖房が入ったときには、大変うれしい。
しかし、慣れてしまうと、何も感じなくなる。」


金持ちがいうだけあって、非常に納得・・・

では、その後は、何を目指すのか??


最近の新興企業の社長は、企業経営を一つのゲームと考えて、そこで頭のよさと、思い切りの良さ・男っぷりみたいなもの競っているような気がします。

一種の博打ですね。


先日紹介した、「リーダーシップに心理学を生かす」という本の中に、
成功した経営者は、好戦的買収に走り、それが破滅するまで続くとあります。


先ほどの、藤田さんの言葉にあるように、
お金で買えるものには、価値がなくなるということです。

では、何に価値を見出すのか?


それが、社会に向かわない限り、企業ゲーム(博打)にのめりこみ破産するのです。お金からはスリルが得られなくなると、よりスリルを求めてしまいます。そして、数百億の資産がありながら勝負に出ます。

これが、M&Aなのです。


私は、将来、ワタミの渡辺社長のような生き方がしたいです。
お金を儲けることの次に考えなければならないのは、お金を何に使うのかです。

渡辺社長のように、生涯をかけて発展途上国に学校を作り続けることは、大変素晴らしいことと思います。


投資銀行などの金融の世界は、経営理念よりも技術で設けられる世界です。
しかし、人にとって重要なのは、理念であり、生き方です。

お金の儲け方以上に、お金の使い方にその人の価値観が色濃くあらわれます。



儲けたお金は、最期に社会に還元していける生き方をしたいです。


「立つ鳥、後を濁さず」というように、自分が死ぬときには、濁りを残さずにいきたいと思います。


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1 コメント

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魂は誰のもの。 (齊藤 一浩)
2006-01-29 02:04:10
 まったくもって、会長のご意見に同感です。私は経済的に大成功を収めた経験はありませんが、私の魂も身体も、社会や、この世界の為に役立てたいと考えています。

 自分が命を落とすような経験をしたり、いろんな形の「死」に直面して、自分の命や魂は自分のものではないと感じます、社会やこの世界をより良くする為に使わなければ、ちゃんと死ねない気がしています。

 明日、死ぬかもしれないので、今日も一日、少しでもいいから、誰かの役に立ちたいなあと思って生きています。

 

 
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