久野康成公認会計士事務所/株式会社東京コンサルティングファーム(TCF)の 【国際化支援ブログ】

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初めての出来事…

2007年06月25日 | マネジメントセラピー(井上ゆかり、他)

なんだか…感動してしまいました

 

とても反響が大きかったので、ご返信してみますね。
まず、ご挨拶とお礼を…
多くのご訪問ありがとうございました

私の書いたブログのコメント欄に、私宛ではなかったとしても
こんなにコメントをいただいたのは、初めてでしたので
純粋に嬉しく感じました ありがとうございました

私は今まで、2CHに住んでいらっしゃる(書き込みをされている?)方を
少し誤解していたのかもしれません。。。

なぜなら、ここまで当社や社会のことを考えてくれているとは
正直、思っていなかったからです

NHKの番組を見ていたり、そしてこうしてコメントをしてくださったり…
しかもレスポンスもこんなに早くいただけるとは、全く思ってもいませんでした。

それだけ社会のこれからのことや、個人のこれからの在り方を考え
そして、それを発してくださっているのだと思いました。

今日は、そんな新たな気付きと感動がありましたので
本日2回目になりますが、ブログを上げてみました

まだまだ、私では役不足かもしれませんが…
コメントに対してのお礼を書かせていただきました。

 

                心理カウンセラー  井上 由加里

 


多くの人に「ミッション」を与える方法

2007年06月25日 | マネジメントセラピー(井上ゆかり、他)

人を「育成」すること


最近人の育成に関して、斎藤孝先生の著書の中で
とても興味深い文章に出会いました。
「人を育成するときに、重要なのはミッションを与えること」というものです。

私たちは、人を育成する際についついOJTのような形式で
仕事を進めていく方法や、お客様への伝え方etc…
自己が今まで行ってきた方法をそのまま伝えてしまいがちです。

でもその著書の中では、上司に当たる物がそのように教えてしまうことは
「自分の成功してきたやり方」を真似て、実行するように「命令」していることにも
なり兼ねないということを伝えていました。

上記の2つは似て非なるもので、自分の行ってきたものをそのままするように言うことは
一見簡単で、とても早い段階である程度の成果を上げることが出来ます。
部下にとっても、在るべきものが見えているので、とても容易に取り組むことが出来ます。

しかしそれでは、本当の意味で「人の育成」は出来ていません。
そのように教えた人間は、教えられたことはこなせる人になれるかもしれませんが
上司がいなければ仕事を「生み出せない人」を作ってしまうことにもなります。

言われてみれば、その通りで…
早急に伝えて、真似をさせればいい「作業」と
「仕事」を生み出させることでは、全く課程が違います。

アシスタントにとっては、前者の方が「自分は手厚く育てられている」感じがしますし
初めから後者のスタンスをとることは、とても苦しい課程かもしれません。

しかし、長期的に考えて、どちらが手厚く育てられているか??
自分はどのような人間になりたいのか??
それを考えなければいけません。

上司も一緒です。
長期的に考えて、その人間をどのような人に育て上げたいのか??
それを考えなくては、本当の「育成」にはなりません。


久野がよく私たちに伝えてくれることの一つに
「コンサルティングをする姿勢を伝えることが出来るけれど、
形式を教えることには意味がない」
ということがあります。

その意味が、やっと実感として分かった気がします。

コンサルティングは、姿勢として「本質」を久野の姿勢や方法、行動etcから学ぶことは出来ます。
しかし、具体的にどのようにするのか…?
それを
手取足取り教えてしまったら、教えてもらった側は結局のところ
誰かのアシスタントでしかなく、コンサルタントではないのです。

もしかしたら…
私は今まで、私のアシスタントとして使える人間を育てていて
コンサルタントとして、本当に貢献の出来る、
そして私以上に、部下を育成できる、そんな人間を育ててはいなかったのかもしれません。

これからはミッションを与え、そしてその人間が多くの方に
広く伝えていく人間へとなっていくよう、形式を追うのではなく
本質を伝え、考えさせ、答えに導けるように努力していきます!!

そして、今回のように「頭では分かっていたけれども、本質をつかめていなかったこと」を
早く自己の中に落とすことが出来るようにしていきます!!

 

                    心理カウンセラー   井上 由加里