9月19日(日)20時(ベルリン時間19日13時)から ベルリンフィルデジタルコンサートで「ペトレンコとコパチンスカヤがハルトマンで共演」のライブ中継(時間差再送信)がありました。
プログラムには「ハルトマンの《葬送協奏曲》ほど、ナチス時代の恐怖を音楽で表現した作品はないでしょう。キリル・ペトレンコとの共演でソリストを務めるのは、アーティスト・イン・レジデンスのパトリシア・コパチンスカヤ。続いて、ハルトマンが尊敬してやまなかったストラヴィンスキーのバレエ音楽《火の鳥》が演奏されます。両者ともに、現代的でありながら感情を揺さぶる音楽を目指していた点で共通しています」とあります。
開演約15分前から ヴァイオリン奏者 コルネリア・ガルテマンが聞き手となって、①曲目について 指揮のキリル・ペトレンコおよびヴァイオリンの パトリシア・コパチンスカヤと対談がありました。
演奏が始まりました。指揮は常任指揮者 キリル・ペトレンコです。
①曲目:カール・アマデウス・ハルトマン作曲 ヴァイオリンと弦楽のための《葬送協奏曲》
パトリシア・コパチンスカヤ(ヴァイオリン)
休憩時間中に首席バスーン奏者のステファン・シュヴァイゲルトが「火の鳥」のもととなった民話を朗読し、それに合わせてバレーの衣装や場面が紹介されました。
そのあと指揮者 キリル・ペトレンコとヴァイオリンのコルネリア・ガルテマンの②曲目についての対談がありました。
②曲目:イゴール・ストラヴィンスキー作曲バレエ音楽《火の鳥》
1幕2場のバレー音楽でその中にいろいろな曲がちりばめられているが、字幕は序奏、Ⅰ場、Ⅱ場(終曲のみ)しか出なかった。