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高齢者半数超75歳以上 65~74歳を上回る

2018年03月22日 | 少子・高齢化

総務省が3月20日公表した3月1日時点の人口推計(概算値)によると、75歳以上の後期高齢者は1770万人で、65~74歳の1764万人を上回り、高齢者全体の半数を超えた。

人口推計で75歳以上が65~74歳を上回るのは初めて。

75歳を過ぎると寝たきりや認知症など心身が衰えやすくなり、社会保障費の膨張が国と地方の財政を圧迫する中、安定的な医療、介護制度の構築が課題となる。

1人暮らしの生活支援といった対策も急務だ。

3月1日時点の総人口(1億2652万人)に占める75歳以上の割合は14.0%。

戦後間もないベビーブーム期に生まれた団塊の世代全員が2025年に後期高齢者になるなど、今後もこの割合は拡大する見込みだ。

推計によると、75歳以上のうち男性は693万人、女性は1077万人。

85歳以上は男性173万人、女性387万人の計559万人だった。

年代別の総人口に占める割合は、15歳未満が12.3%、15~64歳が59.8%、65歳以上は27.9%だった。

10年前(2008年3月)の人口推計では、65~74歳が1482万人だったのに対し、75歳以上は1297万人だった。

医療技術の進歩や体力の向上で寿命が延びていることから、後期高齢者は近年、月5万人前後のペースで増加。

日本老年医学会は昨年、高齢者の定義を75歳以上に見直すよう提言している。


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