東塔の見ゆるかぎりの秋野行く
前田普羅
秋の野に鈴鳴らしゆく人見えず
川端康成
花野より白根を指せる雲の日矢
細見綾子
膝抱けば夕べのごとき花野かな
山田みづえ
花野ゆく小舟のごとき乳母車
八染藍子
※ 花野・花野原・花野道
八千草の咲き乱れた野をいう。野の花がつけるのは秋に限らないが、新秋を迎えると、目だって草のたけが伸び、わりあいにはでな萩・桔梗・撫子・蓼・女郎花・蛍草などが、いっせいに花を開き、野はきわだってはなやかとなる。野の花にいろどられるのは秋が深まるまえ、八、九月ごろである。高原などでは、八月上旬に早くも花野の景が見られる。
【新訂「現代俳句歳時記/石田波郷・志摩芳次郎編」主婦と生活社より抜粋】
※☆*わが友に贈る*☆※
地上から悲惨をなくし
自他共の幸福の建設を!
それが広宣流布だ。
最も身近な地域から
和楽のスクラムを拡大!
2015年8月15日
※☆*寸 鉄*☆※
きょう終戦70年。不戦への誓願新た。今こそ青年が三代会長の闘争を継承
◇
「随喜するは信心なり」。歓喜の生命こそが広布前進の原動力。勇み共々に
◇
諦めなどという言葉は私の辞書にはないー看護士(ナイチンゲール)。不屈の心に人生の充実が
◇
夏バテの予防には簡単な柔軟体操(ストレッチ)も有効と。“ながら”運動も可。健康第一で
◇
非正社員。育休取得後の復職4%。正社員の1割以下と。政治が対策急げ
※☆*名字の言*☆※
北山修作詩、杉田二郎作曲の『戦争を知らない子供たち』。昭和の名曲の一つとして、今でもTV番組で紹介されるフォークソングだ。実はこの歌には忘れられない思う出がある。
◆
中学1年生の秋に開かれた全員参加のクラス対抗合唱祭。生徒数は多く、1学年に9クラスはあったと記憶する。どんな歌でもよかったので、記者がいたクラスは『戦争を知らない子供たち』を選曲。銅賞を取ったのだ。喜びが爆発したのは言うまでもない
◆
曲名にある“戦争を知らない”同世代の多くは結婚。既に二世も育っている。そんな年代に当たる日本福祉大学の学生平和意識調査によれば、終戦の日を正しく答えることができた学生は2008年で51%。12年には26%と大幅に減っていた
◆
戦争の風化は昭和史の研究をも鈍らせる。そう思いがちだが、実際は違う。最新の研究では「幾重にも逆接の重なった複雑なプロセスだということが明らかになっている」(『昭和史講義』ちくま新書)のだ。編者の筒井清忠氏は、「歴史の単純化は単純な人々によって動かされる『単純な歴史』を生み出す」と警告している
◆
終戦から70年。「メディアから自由な大衆というものは存在しない」(加藤周一著『私にとっての20世紀』岩波書店)。単純化に惑わされず、戦争を未然に防ぐ方策と冷徹な判断が求められよう。(田)
【聖教新聞:2015年8月15日(土)付】
☆彡------☆★☆★☆*------彡☆o☆:*:.♪☆★☆*------☆彡
教 学 入 門
世界宗教の仏法を学ぶ
☆彡------☆★☆★☆*------彡☆o☆:*:.♪☆★☆*------☆彡
第1部 日蓮大聖人の仏法(1)
【「(教学入門/創価学会教学部編)聖教新聞社刊」より抜粋】
--御生涯の教えーー
[2] 南無妙法蓮華経
凡夫も本来は妙法そのもの
また、凡夫すなわち普通の一人ひとりの生命にも、仏界(仏の生命境涯)は厳然と具わっています。本来は、私たち、一人ひとりも南無妙法蓮華経そのものです。
ところが、凡夫は、その生命の真実を自覚していないため、内なる根源の法である南無妙法蓮華経の力とはたらきを発揮させることができていないのです。
この真実を覚っている状態が仏であり、この真実を信じられず、迷っている状態が凡夫なのです。
ですから現実には、南無妙法蓮華経を信じ、実践する時に、妙法の力とはたらきが現れるのです。
前田普羅
秋の野に鈴鳴らしゆく人見えず
川端康成
花野より白根を指せる雲の日矢
細見綾子
膝抱けば夕べのごとき花野かな
山田みづえ
花野ゆく小舟のごとき乳母車
八染藍子
※ 花野・花野原・花野道
八千草の咲き乱れた野をいう。野の花がつけるのは秋に限らないが、新秋を迎えると、目だって草のたけが伸び、わりあいにはでな萩・桔梗・撫子・蓼・女郎花・蛍草などが、いっせいに花を開き、野はきわだってはなやかとなる。野の花にいろどられるのは秋が深まるまえ、八、九月ごろである。高原などでは、八月上旬に早くも花野の景が見られる。
【新訂「現代俳句歳時記/石田波郷・志摩芳次郎編」主婦と生活社より抜粋】
※☆*わが友に贈る*☆※
地上から悲惨をなくし
自他共の幸福の建設を!
それが広宣流布だ。
最も身近な地域から
和楽のスクラムを拡大!
2015年8月15日
※☆*寸 鉄*☆※
きょう終戦70年。不戦への誓願新た。今こそ青年が三代会長の闘争を継承
◇
「随喜するは信心なり」。歓喜の生命こそが広布前進の原動力。勇み共々に
◇
諦めなどという言葉は私の辞書にはないー看護士(ナイチンゲール)。不屈の心に人生の充実が
◇
夏バテの予防には簡単な柔軟体操(ストレッチ)も有効と。“ながら”運動も可。健康第一で
◇
非正社員。育休取得後の復職4%。正社員の1割以下と。政治が対策急げ
※☆*名字の言*☆※
北山修作詩、杉田二郎作曲の『戦争を知らない子供たち』。昭和の名曲の一つとして、今でもTV番組で紹介されるフォークソングだ。実はこの歌には忘れられない思う出がある。
◆
中学1年生の秋に開かれた全員参加のクラス対抗合唱祭。生徒数は多く、1学年に9クラスはあったと記憶する。どんな歌でもよかったので、記者がいたクラスは『戦争を知らない子供たち』を選曲。銅賞を取ったのだ。喜びが爆発したのは言うまでもない
◆
曲名にある“戦争を知らない”同世代の多くは結婚。既に二世も育っている。そんな年代に当たる日本福祉大学の学生平和意識調査によれば、終戦の日を正しく答えることができた学生は2008年で51%。12年には26%と大幅に減っていた
◆
戦争の風化は昭和史の研究をも鈍らせる。そう思いがちだが、実際は違う。最新の研究では「幾重にも逆接の重なった複雑なプロセスだということが明らかになっている」(『昭和史講義』ちくま新書)のだ。編者の筒井清忠氏は、「歴史の単純化は単純な人々によって動かされる『単純な歴史』を生み出す」と警告している
◆
終戦から70年。「メディアから自由な大衆というものは存在しない」(加藤周一著『私にとっての20世紀』岩波書店)。単純化に惑わされず、戦争を未然に防ぐ方策と冷徹な判断が求められよう。(田)
【聖教新聞:2015年8月15日(土)付】
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教 学 入 門
世界宗教の仏法を学ぶ
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第1部 日蓮大聖人の仏法(1)
【「(教学入門/創価学会教学部編)聖教新聞社刊」より抜粋】
--御生涯の教えーー
[2] 南無妙法蓮華経
凡夫も本来は妙法そのもの
また、凡夫すなわち普通の一人ひとりの生命にも、仏界(仏の生命境涯)は厳然と具わっています。本来は、私たち、一人ひとりも南無妙法蓮華経そのものです。
ところが、凡夫は、その生命の真実を自覚していないため、内なる根源の法である南無妙法蓮華経の力とはたらきを発揮させることができていないのです。
この真実を覚っている状態が仏であり、この真実を信じられず、迷っている状態が凡夫なのです。
ですから現実には、南無妙法蓮華経を信じ、実践する時に、妙法の力とはたらきが現れるのです。