和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

春近し/今日の俳句 ≪第.1669号≫

2015年01月31日 06時35分24秒 | 今日の俳句

■<2015年(平成27年)1月31日(土)>■



     ◆原料高の価格転嫁進めよ◆



【公明新聞:2015年1月30日(金)付】
https://www.komei.or.jp/news/detail/20150130_16108



     衆院予算委で石井政調会長



衆院予算委員会は29日、安倍晋三首相と全閣僚が出席して緊急経済対策などを盛り込んだ2014年度補正予算案の基本的質疑を行い、公明党から石井啓一政務調査会長が質問に立った。=質疑要旨


◆日韓首脳会談の実現を


首相 未来志向の関係へ努力

石井氏は、過激組織「イスラム国」とみられるグループによる邦人拘束事件などを踏まえ、「わが国においてもテロへの警戒を強める必要がある」と訴え、取り組みをただした。

また、今年が日韓国交正常化50周年であることに触れ、「節目の年に日韓首脳会談を実現してほしい」と提案。安倍首相は「未来志向の日韓関係を構築すべく、互いに努力を重ねていきたい」との考えを示した。

さらに、補正予算案、15年度当初予算案を速やかに成立・執行し、地方や中小・小規模事業者、家計に経済成長の成果を波及させるよう訴えた。


◆商業・サービス業 補助金 丁寧に説明し利用促せ


経産相 指針で採択事例示す

一方、石井氏は、補正予算案に盛り込まれた、中小企業の革新的な設備投資などを後押しする「ものづくり・商業・サービス補助金」について、13年度補正予算で採択された1万4431件のうち商業・サービス業は1974件にとどまっている点を指摘。「『革新的なサービスの提供』という要件が十分に理解されず、円滑に利用されていないのではないか。分かりやすい事例集を提示するなど丁寧に説明を」と要望した。

宮沢洋一経済産業相は「中小サービス業者の生産性向上のためのガイドライン(指針)として、IT(情報技術)利活用といった10項目のモデルや採択事例などを示す」と答えた。

住宅市場の活性化に向け、石井氏は、14年度補正予算案に住宅エコポイントの復活などを盛り込むとともに、15年度税制改正で、親などが子どもに住宅資金を贈与する際の贈与税非課税措置を拡充した点に触れ、その効果を聞いた。

太田昭宏国土交通相(公明党)は、補正予算案に盛り込まれた施策により、1年間で約5万戸の住宅着工数を押し上げるとの試算を発表。住宅資金の贈与税非課税措置の拡充で、8万戸程度の住宅着工数の増加(制度の期限を迎える19年6月まで)を見込んだ。

また、石井氏は、政府と経済界、労働界の代表者による「政労使会議」が昨年末に結んだ合意について、経済界が賃金引き上げに最大限の努力をすることに加え、「原材料価格の上昇分を取引価格に上乗せすることは、中小企業に景気回復の成果を届けるという意味で重要だ」と評価した。

その上で「法人実効税率の引き下げなど政府は賃上げのための環境整備をやっているのだから、賃上げと取引価格の適正化について経済界に実現を促してほしい」と訴えた。



     ※今日の俳句※


  春近し貨物を捌く大きな掌
       林 徹



  春隣吾子の微笑の日日あたらし
       篠原 梵



  浜の砂とぶ駅にゐて春隣
       友岡子郷




※ 春近し・春隣・春惜。
 春がすぐそこまで来ていること。「春待つ」に比べ客観的である。

  【「合本・俳句歳時記/第三版」(角川書店)より転載】



     ※わが友に贈る※
【聖教新聞:2015年(平成27年)1月31日(土)付】


  冬の朝も 雪の日も

  笑顔で希望を届ける

  無冠の友の皆様に感謝!

  悪天候時の配達は

  くれぐれも安全第一で!

  
       2015年1月31日



     ※名字の言※
【聖教新聞:2015年(平成27年)1月31日(土)付】


プロ野球チーム「東北楽天ゴールデンイーグルス」の新人選手が1月、合同自主トレーニングを行った。休養日には東日本大震災で被災した中学校を訪問。関係者の話に、彼らは胸を締め付けられた。「野球が大好きだった2年の男子生徒も津波に……」



新人選手の中には、甲子園を沸かせた、ドラフト1位指名の安楽智大投手もいた。震災当時、同じ中学2年だった安楽投手は、自身が野球をする“意味”を捉え直したという



かつて池田名誉会長は、創価大学の野球部に言葉を贈った。「人間野球に 真の人生の勝利」。野球を通して、人間として成長することが大切という意味だろう



「野球人間」ではなく「人間野球」。単語の順序を入れ替えただけで、意味は正反対になる。同じように、ロボットのような「組織人間」ばかりでは、会社や団体は硬直化し、やがて行き詰まる。情熱を持ち、理想を求める人材が集う「人間組織」であってこそ、永続的な発展の道が開ける。「人間」が先であり、何事も「人づくり」から始まる



「何のため」を問い続ける姿勢があれば、野球はただのゲームではなく、仕事は、ただの生活の糧を得る手段ではなくなる。自身の人間としての成長をかけるという誓いの中に、充実の人生が輝いていく。(城)



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1月30日(金)のつぶやき

2015年01月31日 01時37分14秒 | 日本

ブログを更新しました。 『王将一代小春しぐれ 都はるみ 9 1990' UPL-0008』
ameblo.jp/hirokiwai/entr…



広宣譜59/小説「新・人間革命」

2015年01月30日 13時52分29秒 | 今日の俳句
「聖教新聞」 2015年(平成27年) 1月30日(金)より転載


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【広宣譜59】


 鳥取県での本部幹部会では、「地涌の讃歌」の発表に先立ち、会長の山本伸一から、中国各県に県の旗が授与された。また、九州の人事のほか、地元・鳥取の人事も発表され、県の婦人部長に、出井幸子が就任するなど、新しい広宣流布の布陣が整えられたのである。

 席上、伸一は、鳥取、島根をはじめとして、全国各地で弘教が着々と進み、地域広布の盤石な基盤が整いつつあることを述べ、同志の奮闘を心から賞讃した。

 そして、日蓮大聖人の仰せ通りに、「如説修行」の信心に励み抜いていくことの大切さを力説し、こう話を結んだ。

 「大聖人の御精神、御指導は、どこまでも広宣流布の成就にあります。百万言の理論よりも、一人への弘教を実らせることです。勇気ある実践の第一歩を踏み出すことです。

 どうか、この一点を忘れず、海原のような広々とした心で、すべてを包容しながら仲良く前進していっていただきたい」

 本部幹部会を終えると、伸一は別室に向かった。鳥取未来会と島根未来会の第一期生の集いが、開かれていると聞いたからだ。

 部屋では、二十人余りの未来部員が、元気に学会歌を合唱していた。

 伸一は、皆に笑顔を向けた。

 「暑いなか、ご苦労様! 皆さんには、二十一世紀を担う、新時代の人材に大成してもらいたい。それが、私の最大の願いなんです。

 お父さん、お母さんも、それを念願し、周囲から非難中傷を浴びながら、懸命に信心を貫き通してこられた」

 彼は、前日、鳥取の女子高等部員が作成した文集「我が家の広布史」を目にしていた。そこには、経済苦や病苦、周囲の信心への無理解という状況のなかで、広布に生き抜いてきた尊き父母の姿が描かれていた。高等部員の文章の行間に、彼は〝立派な信心の後継者に育て〟との、父母の深い祈りを感じた。

 伸一は、訴えた。

 「皆さんは私の命です。君たちの両親と共に君たちの成長を、ずっと見守っています」



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:春待つ/今日の俳句 ≪第.1668号≫

2015年01月30日 06時00分12秒 | 今日の俳句
■<2015年(平成27年)1月30日(金)>■



     ◆中小企業の生産性高く◆



【公明新聞:2015年1月29日(木)付】
https://www.komei.or.jp/news/detail/20150129_16097



     地方創生 交付金生かせ
核廃絶へ合意形成に努めよ
参院本会議で荒木氏


参院は28日午前の本会議で、麻生太郎財務相の財政演説に対する各党代表質問を行い、公明党の荒木清寛参院政審会長が質問した。=質問、答弁要旨

荒木氏は、今年が戦後70年の節目となる点に触れ、唯一の被爆国として「悲惨な経験をいかに後世に語り継ぐかは大きな課題」と指摘。今年の国連軍縮会議やパグウォッシュ会議で「核廃絶への国際的な合意形成に努めるべきだ」と訴えた。

また、国連が貧困や飢餓などの改善をめざしてきた「ミレニアム開発目標」の後継となる目標について、「人間の安全保障の理念に立脚すべき」との方向性が打ち出されていることを踏まえ、「日本は策定に向けて主導的な役割を」と主張。安倍晋三首相は「引き続き国際社会の議論を主導していく」と答えた。

地域経済の活性化に向け、荒木氏は「地域で完結する『ローカル経済』の活性化を行うことが地方創生、経済成長、賃金上昇への近道」と指摘。特に、地域経済を支える中小企業・小規模事業者の潜在力を引き出すため、技術開発やICT(情報通信技術)の活用などによる生産性の向上を後押しするよう求めた。

一方、2014年度補正予算案で、8年ぶりに新規国債発行額を当初予算から減額した点を評価した上で「今後、税収増が見込まれる場合は、財政出動を極力抑制し、着実に財政健全化を進めていく必要がある」と力説した。

荒木氏は、プレミアム付き商品券の発行や低所得者向け灯油補助への支援などを目的に、補正予算案に盛り込まれた交付金に言及。「住民のニーズや生活事情に合った、より高い効果が望める政策に使われるべきで、きめ細かな対応が望まれる」と指摘した。

加えて、地方創生に向けた「地方版総合戦略」を策定する地方自治体に対し、国は財政支援のほか、「先進事例の紹介など情報提供や人材派遣を積極的に行い、強力に支援していくことが必要」と強調した。

消費税の軽減税率については「消費税率を10%に引き上げるのと同時に導入できるよう詳細な制度設計を急ぐべきだ」と訴えた。



     ※今日の俳句※


  林檎の木いまだ幼く春を待つ
       菖蒲あや



  春待つや薔薇の名前を言う遊び
       津田このみ



  受験子と春待つ思ひ一にして
       堀田こう




※ 寒さも峠を越し、近づく春を心待ちにすること。わけても、暗く鬱陶しい冬を耐えてきた北国の人々の、春を待つ気持ちには切実なものがある。

  【「合本・俳句歳時記/第三版」(角川書店)より転載】



     ※わが友に贈る※
【聖教新聞:2015年(平成27年)1月30日(金)付】


  会合に参加できない

  友にこそ最大の激励を!

  全員が尊き使命の人材。

  一人ももれなく

  人生の大勝利者に!

  
       2015年1月30日



     ※名字の言※
【聖教新聞:2015年(平成27年)1月30日(金)付】


都心を横断するJR中央・総武線に信濃町駅が誕生したのは1894年(明治27年)。その背景には、兵隊や軍事物資の速やかな輸送という軍からの要請もあった。日清戦争の年である



信濃町駅付近には現在、立て替えが決まっている国立競技場や明治神宮外苑、慶応病院などがあるが、当時は青山練兵場など軍の施設が広がっていた。兵士輸送の軍用引込み線も延びていた。その痕跡は今日も残っている。いわば“戦跡”である



写真家の安島太佳由氏は、国内外の戦跡写真を撮り続け、「戦争の悲惨さ、おろかさ、おそろしさ」を実感してほしいと、若い世代に訴えている(『平和を考える 戦争遺産図鑑』岩崎書店)



2020年、東京五輪の時には、戦後75年の夏を迎える。街は変貌を遂げても、平和を求める人間の心は絶対に変わってはならない。本紙26・27日付に発表された池田SGI会長の「記念提言」の結びは「悲惨の二字をなくす挑戦に全力で取り組み、すべての人間の尊厳が輝く世界への道を切り開いていきたい」との強い思いであった



今、信濃町駅には、学会の総本部を訪れる若き平和のリーダーが日々、往来する。未来部員の元気な声も響く。後継の弟子が師の悲願の実現へーー。心新たに誓いの連帯を築きたい。(杏)


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広宣譜58/小説「新・人間革命」

2015年01月29日 19時40分47秒 | 今日の俳句
「聖教新聞」 2015年(平成27年) 1月29日(木)より転載


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【広宣譜58】


 伯耆富士・大山の秀峰が陽光に映えていた。一九七八年(昭和五十三年)七月二十二日午後零時半、鳥取県の米子文化会館で、七月度本部幹部会が晴れやかに開催された。

 会場前方を華やかに彩った太陽の花・ひまわりが、希望と情熱の光彩を放っていた。

 本州の日本海沿岸では、初の本部幹部会の開催とあって、集って来た鳥取の同志の顔は、誇らかであった。この席上、中国の歌「地涌の讃歌」が発表されたのである。

  

 一、轟く歓喜の 中国に

   広布の船出も にぎやかに

   ああ紅に 友は燃え 友は燃え

   進み跳ばなん 手と手結びて

  

 二、この地愛さん 中国の

   幸の花咲く 友どちと

   笑顔も嬉しや 爛漫と 爛漫と

   指揮とる顔 光燦たれ

  

 三、陽出ずる中国 人の城

   地涌の讃歌の 歌声も

   勝利の空へ こだません こだません

   ああ虹かかる 生命晴れたり

  

 四、いざや中国 万年の

   甘露の雨に そそがれて

   この道確かと 走りゆけ 走りゆけ

   ここに広布の 歴史輝く

  

 全参加者の歓喜の大合唱が響いた。まさに同志の心は紅に燃え、顔は輝き、創価の大道を走りゆく決意がみなぎっていた。山本伸一も歌った。大きく手拍子を打ち、「この歌とともに、中国の同志が、はつらつと前進を開始してほしい。幸せの花を咲かせてほしい。人生の勝利を飾ってほしい」と願いながら。

 「平和・希望・確信・勇気に満ちた学会歌は『私の心の歌』です」――後年、伸一と深い親交を結ぶブラジルの作曲家・ピアニストのアマラウ・ビエイラは語っている。



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湯婆/今日の俳句 ≪第.1667号≫

2015年01月29日 07時01分04秒 | 今日の俳句
■<2015年(平成27年)1月29日(木)>■



     ◆若者が定着できる地方に◆



【公明新聞:2015年1月28日(水)付】
https://www.komei.or.jp/news/detail/20150128_16080




     UIJターンしやすく
     農林水産品 ブランド化の支援も
     衆院本会議で赤羽氏




 衆院は27日、本会議を開き、安倍晋三首相が出席して、麻生太郎財務相の財政演説に対する各党代表質問を行い、公明党から赤羽一嘉政務調査会長代理が質問した。=質問、答弁要旨


◆「緊急事態管理庁」検討急げ


首相「今年度内にも成案」


赤羽氏は、過激派組織「イスラム国」とみられるグループによる邦人人質事件に対し「許し難い暴挙であり、残忍な行為を繰り返すテロ組織を断じて許すことはできない」と非難。「政府は、あらゆる手段を講じて国際社会との連携を強め、早期解放に全力で取り組んでもらいたい」と訴えた。

地方創生については「多くの地方では、若年層が東京圏に流出し、人口減少が地域経済の停滞につながり、さらなる人口減少を招く悪循環に陥っている」と指摘。2014年度補正予算案に盛り込まれた、地方自治体の使い勝手がいい交付金を活用し、UIJターンや若者の定着支援を進めるよう要望した。

また、「産学官と金融機関が連携し、農林水産品などの地域資源をブランド化し、販路開拓をするまで支援を」と主張するとともに、「観光客を呼び込むための戦略的な取り組みやビザの(発給要件)緩和・撤廃が重要」と力説。さらに、「消費喚起には実質賃金の上昇が重要」とし、特に就業者の減少が著しい建設業の担い手確保に向けた賃金水準の上昇を求めた。

一方、阪神・淡路大震災から20年を迎えたことに触れ、防災・減災対策をさらに強化する必要性を指摘。災害被害を最小限にするため、平時でも災害への対応を総合的に行う「『緊急事態管理庁(仮称)』の創設を至急検討するべきだ。その際、リスクを分散するため、首都圏以外に設置することが重要」と提案した。

安倍首相は「主要各国の危機管理体制を参考にし、政府として最も総合力が発揮できる体制について、今年度内を目途に成案を得る」と答えた。

東日本大震災の集中復興期間が15年度で終わることから赤羽氏は、「被災自治体が安心して復興に取り組めるよう(発災から4年となる今年)3月11日までに(16年度以降の国の取り組みについて)大枠の方向性を示すことが被災者に寄り添う政治だ」と力説した。

また、福島への帰還を支援するための改正福島復興再生特別措置法の早期成立を求めたほか、「浜通り地域の将来を描いた『福島イノベーション・コースト構想』は被災地の希望のシンボル」とし、首相の強いリーダーシップによる推進を訴えた。




     ※今日の俳句※


  湯婆抱いて大きな夢もなかりけり
       大須賀乙字



  湯婆や忘れじてとほき医師の業
       水原秋櫻子



  湯たんぽの世を恋ひ眠くなりにけり
       田中ただし



※ 陶製・金属製の保温器。中に熱湯を入れて、寝床などで用いる。老人や子供などが使っていたが、今ではわまり見かけない道具になってしまった。

  【「合本・俳句歳時記/第三版」(角川書店)より転載】



     ※わが友に贈る※
【聖教新聞:2015年(平成27年)1月29日(木)付】


  「南無妙法蓮華経は

  師子吼の如し」

  強盛なる祈りで

  病魔を打ち破れ!

  断じて変毒為薬を!


      2015年1月29日



     ※北斗七星※
【公明新聞:2015年(平成27年)1月29日(木)付】


今通常国会で、いの一番に政府が提出した2014年度の補正予算案。このメニューには、暮らしの最前線まで景気回復の実感を届けようと魅力的な施策がそろうほか、地域活性化に向けたユニークなアイデアも並ぶ



自治体が進める婚活の支援策もその一つ。行政が個人の結婚に関することに違和感を覚える方もいるだろう。北斗子もそうだった。だが今では、れっきとした地域の少子化対策になっている



岐阜県との県境にある富山県南砺市は、ひときわ婚活支援に力を注ぐ。人口流出に危機感を抱く典型的な過疎地域だが、キメ細かな施策を積極的に展開した結果、市内でゴールインするカップルが着実に増えている



かつてこの地域では、適齢期を迎えた男女の面倒を見る気風があったが、いつしかそうした世話焼きは時代の風とともに薄まった。そこで、途絶えたつながりを復活させる役割を果たしているのが、市内の主婦らで作る「なんとおせっ会」。酸いも甘いも知っている先輩世代が、ボランティアで結婚を希望する男女の結び付きを熱く後押ししている



縁結びの恩人との出会いに感謝する若夫婦。「幸せそうな二人の笑顔を見られることが一番のやりがい」と話すおせっ会さん。心が温かくなる話の“種”も詰まっている補正予算案。迅速な成立を望みたい。(広)




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広宣譜57/小説「新・人間革命」

2015年01月28日 20時40分19秒 | 今日の俳句
「聖教新聞」 2015年(平成27年) 1月28日(水)より転載


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【広宣譜57】


 松木会館では、この日の夜、住吉支部の座談会が行われることになっていた。仏間は、その準備のために来ていた人や、山本伸一の来訪を聞きつけて集って来た人たちで埋まっていった。なかには、琴を持っている人もいた。座談会で演奏するのであろう。

 伸一は、仏間に入ると、琴を見て言った。

 「私がピアノを弾きます。合奏しましょう」

 「さくら」などの調べが流れた。さわやかな涼風のような励ましとなった。

 伸一は、この七月二十一日の夕刻、島根県の代表との懇談会をもった。県の活動の模様や参加者の近況報告に耳を傾けながら、島根広布の未来展望を語り合った。

 関西を訪問する前から、彼の体調は芳しくなかった。発熱し、首が腫れ、激しい疲労感に苛まれた。医師にも来てもらっていた。

 しかし、“今こそ、鳥取、島根の同志と、強く、固く、心を結び合い、どんなに嵐が吹き荒れようが、微動だにしない、難攻不落の創価城を築き上げるのだ!”と決意していた。

 人を強くするものは、自らが心に定めた信義である。戸田城聖が、敗戦間近の焼け野原に一人立って、広宣流布の大誓願に生きたのはなぜか――もちろん、その底流にあるのは、戸田が獄中での唱題の末に会得した“われ地涌の菩薩なり”との大確信であったことはいうまでもない。

 そのうえで、彼が地涌の使命に生きる力となったものは、軍部政府の弾圧によって殉教した、師である牧口常三郎の遺志を受け継ごうとする、弟子の信義にほかならない。

 伸一もまた、戸田の精神を継承し、師の広宣流布の構想を断じて実現しようとの信義が、精進の力となり、日々の発心の源泉となってきた。己心に師をいだき、師との誓いを果たそうとするなかに、信念の“芯”がつくられるといってよい。

 伸一は、それゆえに、一人ひとりと会い、共に広宣流布に生きる地涌の菩薩として、不二の同志として、心を通わせ合い、信義と信義の絆を結ぼうと必死であったのである。



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懐炉/今日の俳句 ≪第.1666号≫

2015年01月28日 06時42分39秒 | 今日の俳句
■<2015年(平成27年)1月27日(火)>■



◆池田大作SGI会長の指導選集 「幸福と平和を創る智慧」第1部上巻が発刊◆

【聖教新聞:2015年 1月27日付】
http://www.seikyoonline.jp/bs/book.html


 池田大作SGI(創価学会インタナショナル)会長の指導選集『幸福と平和を創る智慧』の第1部上巻が発刊された。
 本書は、昨年の「大白蓮華」4月号から始まった企画をまとめたもの。まもなく150巻を数える『池田大作全集』を中心に、SGI会長の珠玉の言葉を抜粋し、編さんされた選集である。
 「真の幸福とは?」「生命変革の原理」「生命変革の実践」の全3章で構成され、“人生勝利への指針”が随所にちりばめられている。確固たる幸福観、仏法への深い示唆を与えてくれる一書である。
 また、“正しい勤行の姿勢とは”といった信心の基本的なテーマにも言及。各章・各抜粋の冒頭には、ポイントが理解できるよう説明文が付してあり、新入会者の求道心に応える充実した内容にもなっている。
 本社刊。500円(税込み)。全国の書店、出版センター・コーナーで発売。SOKAオンラインストアでも注文を受け付けます。




     ※今日の俳句※


  一点が懐炉で熱し季節風
       日野草城



  茶の席に懐炉をだきて加賀の国
       中山純子



  母なくて世々の温石妻も抱く
       細谷源二



※ 懐炉→温石(おんじゃく)。
 懐中に入れて、体の冷えを防ぎ、暖をとる道具。金属などで作った容器に火をつけた懐炉灰を入れて用いるものや、揮発油を用いるもの、化学変化を利用したものなどがある。
 懐炉は元禄期の発明で、それ以前は石などを火で暖め、布で包んだ温石を用いていた。

  【「合本・俳句歳時記/第三版」(角川書店)より転載】



     ※わが友に贈る※
【聖教新聞:2015年(平成27年)1月28日(水)付】


  リーダーは

  常に研鑽を怠るな。

  皆が納得・共感し

  「よし、やろう!」と

  決意する新鮮な話を!


      2015年1月28日



     ※北斗七星※
【公明新聞:2015年(平成27年)1月28日(水)付】


4月の統一選に公明党から公認された、ある新人予定候補は、昨年、出馬の打診があった際に即答できなかったという。党員として地方議員の姿を間近に見てきただけに、その重責を自分が果たせるとは思えなかったようだ



悩み続けた末、他県で地方議員になっていた妹に相談した。彼女は言った。「かつて私が立候補の要請を受けて悩んだとき、兄さんに相談しました。兄さんの答えは『地元に骨をうずめ、土となる決意と覚悟があるのなら、引き受けなさい』でした」



その言葉が自分に返ってくるとは思わなかった。そして、あらためて自身に問い直し、腹を決めたーー。公明党の候補となる決意を固めるまでの経緯は、人それぞれだろう。しかし、「何のために」という1点で、共通しているのではないか



公明党には「大衆とともに」との不動の原点がある。そして、そのネットワークの網の目の一つ一つには、「地域のために」「一人のために」との精神が脈打っている。この伝統を、新たな50年に継承しなければならない



公明党の地方議員は、「地域の現場で民意を集約する要」(井上幹事長)である。一人一人が重要な役割を担っている。今回の統一選では、その党所属議員の半数以上が改選される。寒風を突き抜け、完勝の春を迎えたい。(幸)



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広宣譜56/小説「新・人間革命」

2015年01月27日 17時06分22秒 | 今日の俳句
「聖教新聞」 2015年(平成27年) 1月27日(火)より転載


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【広宣譜56】


 山本伸一は、米子文化会館での勤行会を終えると、鳥取県の幹部に言った。

 「勤行会の次は、私の方から出向いて激励します。みんなが総立ちしてこそ、鳥取の大前進がある。そのためなら、なんでもします」

 そして、直ちに米子会館へ向かい、居合わせた人たちを励ましたあと、市内の個人会館である松木会館を訪問した。

 伸一は会場提供者の松木勇・晃恵夫妻から、前日夜の懇談会で「ぜひ、わが会館へ」と請われ、訪問の約束をしていたのである。

 松木の家は、魚の卸売店であった。伸一は、到着した時刻が午後二時であることから、仕事のじゃまにならぬよう、あいさつだけして帰ろうと思った。

 作業場の戸を開けると、主の勇が長靴を履き、ホースで水を撒いていた。彼は四十代半ばで、温厚な人柄の壮年である。

 勇は、「こんにちは!」という声に振り返った。伸一の笑顔があった。思わず絶句した。そこに、妻の晃恵が飛んできて、「先生! おいでくださってありがとうございます」と元気に言い、二階の応接間に案内した。

 伸一が仕事の様子を尋ねると、夫妻は、浮かぬ顔で、商売が思わしくないため、魚の卸売りをやめて、魚の加工業を始めようと考えていることを語った。

 伸一は、転業は焦るのではなく、しっかり準備を重ね、時機を見極めていくことが大切であるとアドバイスし、こう励ました。

 「現実の社会は泥沼のようなものです。いつ足をすくわれるかもわからない。競争も激しい。過酷です。そのなかで懸命に信心に励み、戦い、智慧を絞り、勝ち抜き、その実証をもって広宣流布していくんです。それが地涌の菩薩の使命なんです。

 『仏法は勝負』だ。したがって、断じて、社会にあって勝っていかねばならない――そう決意して祈り抜いていくことですよ」

 そして、伸一は、夫妻が所属する住吉支部の同志に、句を詠んで贈った。

 「住吉の 蓮華の花の 笑顔かな」



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冬菫(ふゆすみれ)/今日の俳句 ≪第.1665号≫

2015年01月27日 06時31分57秒 | 今日の俳句

■<2015年(平成27年)1月27日(火)>■



◆中国の方面歌「地涌の讃歌」銘板除幕 鳥取米子文化会館で総県の集いも◆



【写真】米子文化会館の「ひまわりホール」に中国の方面歌「地涌の讃歌」の銘板が完成。除幕の後、参加者が同歌を歌い、さらなる躍進を誓い合った

【聖教新聞:2015年1月26日付】

 中国方面の歌「地涌の讃歌」が誕生した鳥取に、池田大作名誉会長が作成した歌詞を刻んだ銘板が設置された。除幕式が25日、昨年10月にオープンした米子文化会館で行われた。

 「よし、これで決定だ!」――1978年(昭和53年)7月20日、ホタル舞う旧・米子文化会館の庭で「地涌の讃歌」が誕生。続く22日、“ヒマワリ本幹”の名で語り継がれる本部幹部会で発表された。中国の同志はこの歌と共に、広布の大道を駆けてきた。

 歓喜にあふれた除幕式に続き、鳥取広布55周年を祝賀する代表幹部会を同会館で開催。田中総県長、古家同婦人部長は、師と共に栄光の峰へと訴えた。池田副理事長は、共々に祈り、励まし、新たな広宣譜をと語った。




     ※今日の俳句※


  いかを干す手のひらひらと冬菫
       国武十六夜


  陽に遠く機屋の端の冬菫
       梶山千鶴子


  冬すみれ長者ヶ原の高みかな
       伊藤通明



※ 菫はスミレ科の多年草で春の花。日当たりに良い野山では冬の半ばから咲き始めることがある。
→菫(春)
【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】



     ※わが友に贈る※
【聖教新聞:2015年(平成27年)1月27日(火)付】


  一対一の対話こそ

  立正安国の大道だ。

  真剣に誠実に

  励ましの心輝く

  友情の光彩を広げよ!


      2015年1月27日



     ※北斗七星※
【聖教新聞:2015年(平成27年)1月27日(火)付】


「選挙は議員の通信簿」。統一選に挑む議員が必勝への決意を述べる中で、先輩議員から言われた話を紹介していた。「どれだけ動いたか、人に会ったか、実績を残したか。4年間、何をやってきたかが選挙の結果に現れる」。先輩の助言を胸に秘め、議員は戦い抜いてきたと力を込めた



近年、各地で民間団体などが議会活動などを採点して、“議員の通信簿”として公表するケースが増えている。一方的な評価で公平性に欠けるという意見もあるが、「見られている」という感覚が、議会によい緊張感をもたらす意味もあるだろう



ただ、先の先輩議員の言う通信簿は、より厳しい評価。候補の当落を決する選挙だ。5期20年間、区議を務め初当選以来、前回票を上回る得票を毎回積み重ねた議員に話を聞いたことがある。「初当選時、4年間で100人の新たな支持者をつくることを目標にした。“地域の御用聞き”が私のキャッチフレーズ」とうれしそうに振り返っていた



地方議員の多くは低廉な報酬の中、懸命に党を支えてくださっている。公明党議員に日曜日もない。火事と聞けば夜中だろうと一番に現場に駆けつける



議会でも「条例を作る活動は公明党が一番熱心」(北川正恭・早稲田大学大学院教授)と評価されている。心から尊敬し、支持拡大にエンジンを掛けたい。(爽)



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広宣譜55/小説「新・人間革命」

2015年01月26日 16時21分24秒 | 今日の俳句
「聖教新聞」 2015年(平成27年) 1月26日(月)より転載


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【広宣譜55】

 山本伸一は、勤行会参加者が集っている各部屋を回り、全力で、皆を励ましていった。

 「ご苦労様です。お会いできて嬉しい。

 皆さんのなかには、お寺に行くたびに理不尽な文句を言われ、悔しく、辛い思いをされている方もいらっしゃるでしょう。

 何を言われようが、日蓮大聖人の仰せのままに広宣流布を推進している仏意仏勅の団体は、創価学会しかありません。学会の実践のなかに、地涌の菩薩の実像があり、崩れることのない幸福境涯を確立する直道があります。

 どうか、生涯、学会から離れず、地涌の使命に生き抜き、幸せになってください。皆さんとは、なかなかお会いできませんが、ご一家の繁栄と幸せを、日々、祈っております」

 集った人たちの、ほぼ全員が初めて伸一と会う人たちであった。彼は懸命に訴えた。

 「皆さんが、私に代わり、ブロックの方々を守ってください。皆さんは、地域の創価学会の代表者、責任者であり、会長です。学会は、皆が、その思いで立ち上がり、その心で結ばれているから強いんです。

 信心の世界には、本質的には、役職の上下も、権威も権力もありません。皆が同じ仏子です。皆が地涌の菩薩です。皆が同志です。皆が創価家族です。私たちの手で、鳥取に幸せの花園をつくろうではありませんか!」

 大拍手が響いた。目に涙を浮かべ、「頑張ります!」と叫ぶ人もいた。

 正午過ぎから、二回目の勤行会が行われた。

 伸一は、参加者に視線を注ぎながら語った。

 「このなかには、ご高齢のため、自宅でお孫さんの面倒をみて、留守を預かってくださっている方もいらっしゃるでしょう。家に柱や屋根、土台があり、それぞれの役目が異なるように、家族の役割も違います。

 しかし、心を合わせて広宣流布を担ってくださっている功徳は平等です。皆が、広布の、大事な、大事な担い手です。本日は、その方々に、心から御礼申し上げます。“ここに、わが使命あり”と決めて信心に励み、共に幸福の大道を歩み抜きましょう」



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石蕗の花/今日の俳句 ≪第.1664号≫

2015年01月26日 06時31分42秒 | 今日の俳句
石蕗の花/今日の俳句 ≪第.1664号≫



■<2015年(平成27年)1月26日(月)>■



       ◆地方創生で潜在力引き出す◆



       ネットワークの力生かし
       北海道の懇話会で山口代表


【公明新聞:2015年1月24日(土)付】


 公明党の山口那津男代表は23日夕、札幌市内で開かれた党北海道本部(稲津久代表=衆院議員)主催の政経懇話会に出席し「今の政治で、ネットワーク機能を持ち、政策実現できるのは公明党だけだ」と訴え、4月の統一地方選での公明党に対する絶大な支援を呼び掛けた。稲津道代表、若松謙維参院議員も同席した。

 席上、山口代表は地方創生について「地域の創意工夫を生かして、(地方が)自発的な取り組みを進めていかねばならない」とし、地方自治体主導の地域づくりが重要と強調。

 その上で、北海道新幹線(新青森―新函館北斗間)が2015年度末に開業予定であることに触れ、「一層の利便性を高め、北海道の持つ潜在力を引き出していきたい」と力説した。

 また、観光などで外国人を呼び込むニセコ町や、都市の若者が地域おこし協力隊を展開する下川町の事例を挙げ、「地域全体に波及効果が出るよう一歩一歩積み上げ、連携していくことが重要になる」と指摘した。

 公明党のネットワークの力については、学校の耐震化に取り組み、来年度予算案でほぼ100%の耐震化率となる見込みとなったことから、「国会、地方議員が連携して進めた結果だ」と述べた。

 これに先立ち、中野渡しほ道女性局次長、あちら寛美同副幹事長、森しげゆき、安藤くにおの両道議(いずれも道議選予定候補)、本郷としぶみ札幌市議(市議選予定候補)が必勝の決意を披歴した。




     ※今日の俳句※


  石蕗の花島の電話のよく聞え
       細川加賀


  つはぶきの花へうしろの浪の音
       鈴木蚊都夫


  ありたけのひかりあつめて石蕗黄なり
       細川芒角星



※ 石蕗の花・つはの花・つわぶきの花・石蕗(つは)
 キク科の常緑多年草石蕗の花。葉は蕗に似て質が厚く、深緑色で光沢がある。花期は10-12月。
 60センチほど。花軸を伸ばし、菊に似た頭状花を散房状に開く。海岸や海辺の山に自生する。
【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】



     ※今週のことば※
【聖教新聞:2015年(平成27年)1月26日(月)付】

  
  SGIの発足40周年。

  地涌の人材の花は

  五大州に爛漫なり。

  幸福の種を蒔きゆこう!


      2015年1月26日



     ※名字の言※
【聖教新聞:2015年(平成27年)1月26日(月)付】


リーマン・ショック後も続く不安定な経済状況を、どう乗り切るか。日本有数の企業グループで、社内報の編集に携わる社会部の友は、祈り、自分の立場でできることを考え、社長に提案した。全国の工場に社長自ら足を運び、製造現場の従業員と、胸襟を開いて語り合う企画だった



快諾した社長は、「現場のことがよく分かる」と喜び、工場の従業員も、課題の解決へ一緒に頭を悩ませてくれることに大満足。社内報のこの企画が、経営トップと現場の距離を縮め、会社が一枚岩で苦境を乗り切る契機にもなったという



リーダーが明快な方針を打つ出すとともに、現場の最前線に赴き、意見に耳を傾ける。それが組織の風通しをよくし、活動の勢いとスピードを生む。上意下達でなく、同心円の“戦う組織”となる。創価の運動も、池田名誉会長を先頭に、この鉄則に基づいて発展したことを忘れてはならない



日蓮大聖人は「足は経なり」(御書716頁)と、妙法蓮華経の「経」とは「足」にあたると教えられている。釈尊も、自ら人々のもとへ足を運び続ける人であった。行動の範囲は、日本の本州の面積に匹敵するほどである



「行動」してこそ、わが身が妙法の当体に輝く。さあ、きょうも勇んで友のもとへ。(馨)



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1月25日(日)のつぶやき

2015年01月26日 01時49分25秒 | 日本

ブログを更新しました。 『枯芒/今日の俳句 ≪第.1663号≫』
ameblo.jp/hirokiwai/entr…


ブログを更新しました。 『2015 大相撲初場所 千秋楽 白鵬 全勝優勝インタビュー 平成27年1月25日』
ameblo.jp/hirokiwai/entr…



枯芒/今日の俳句 ≪第.1663号≫

2015年01月25日 08時01分39秒 | 今日の俳句

■<2015年(平成27年)1月25日(日)>■



     ◆生命尊厳と非暴力の世界を!  ◆
     ◆グアムでSGI発足40周年記念◆ 
     ◆平和を願う祭典        ◆



【写真】平和祭が行われた公園に立つ「池田大作・香峯子 平和パビリオン」の前で、参加した友が10年後のSGI発足50周年を目指して誓いのカメラに(17日、グアム・タムニンで)

【写真】ボダーリョ米下院議員(右から2人目)からの「顕彰証書」、リベラ市長(左から2人目)からの「顕彰状」が手渡された(同)

【写真】平和祭では、女子未来部のメンバーらが多彩なジャンルのダンスを披露(同)


 南国の独特な湿気を忘れるような、爽やかな風が?をなでる。

 平和祭は、1975年1月26日に第1回「世界平和会議」が開かれた国際貿易センターの眼前に広がる公園で行われた。

 開会前、公園に面する道に地域の若者が集まり、道行く車や人々に向けてプラカードを掲げていた。

 そこに書かれていたのは「PEACE(平和)」。

 通過する車が次々とクラクションを鳴らして賛同を示す。

 そのやり取りは、共に平和へと進む行進曲のように、晴れ渡る青空に鳴り響いた。

 グアム準州のレイモンド・テノリオ副知事は、平和祭の意義について語った。

 「グアムには、さまざまな民族が住んでいます。人種や文化的な背景を問わず、未来に向かい、平和のため、地域のために何ができるかを皆で考え、行動していくことが重要です。40年前、池田大作博士はグアムの地でSGI会長に就任され、世界平和、生命尊厳、非暴力の哲学を世界に発信し続けておられます。平和祭は、このSGI会長の思想に基づいて行われるのです」

 平和祭の開会式は、リベラ市長自らの司会で幕を開けた。

 ボダーリョ下院議員からの「顕彰証書」、リベラ市長からの「顕彰状」が、それぞれSGIの代表に託され、会場から大きな拍手が湧き起こった。

 顕彰証書には次のように綴られている。

 「SGIは草の根の運動を展開し、核兵器廃絶や持続可能な開発、人権教育や文化交流を推進しています」

 「SGI発足40周年を心から祝福するとともに、池田博士がなされてきた、グアム社会と全世界への貢献と功績を賞讃いたします」

 笠貫SGI主任副女性部長がSGI会長夫妻の謝辞を代読。平和原点の地・グアムの皆さまと共に平和を築いていきたいと語った。

 式典には、グアム準州のジュディ・ウォンパット上院議長、アメリカSGIのナガシマ理事長らも出席した。

 午後には、SGIをはじめ各団体が、平和を願う心を込めた歌や演奏、ダンスなどを披露した。

【聖教新聞:2015年 1月24日(土)付】




     ※今日の俳句※


  枯れ枯れて風にかかはりなき芒
       塩田月史


  冬芒未曾有の光流れけり
       進藤一考


  路傍の石に夕日や枯すすき
       泉 鏡花



※ 枯芒・枯薄・冬芒・枯尾花。
 葉も穂も枯れて立ち尽くしている芒。芒はイネ科の多年草。常盤芒という種類は冬でも葉が枯れない。
【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】



     ※わが友に贈る※
【聖教新聞:2015年(平成27年)1月25日(日)付】

  
  信心の基本は

  勤行・唱題にあり!

  宿命転換も人間革命も

  全ては祈りから始まる。

  強き生命力で勝て!


      2015年1月24日



     ※名字の言※
【聖教新聞:2015年(平成27年)1月25日(日)付】


農村を取材で訪れるたび、まず畑の土の様子を見るようになった。団粒状のいい土かどうか、湿り気の具合はどうか、有機物を含んでいるか――作物の種類によって、求められる土の性質は異なるが、「土づくりが農業の基本」と語る農漁光部の友の言葉は、どこにあっても変わらない



作物の栽培は通常、ある程度、暖かくなってから。しかし、土づくりに季節はさほど関係ない。厳寒の時期、大分県の茶栽培農家を訪れ、こんな話を聞いた。「低温の冬、目立った成長をしない茶も、3月になると、急に動きだす。その時、木を最高の状態にもっていけるよう、土をつくるのがポイントです」。冷たい風の中、誇らしい笑顔が印象的だった



冬、一見すると動きがないようでも、植物は春への備えを怠らない。温度条件が整って一気に伸びる時、土に十分な肥料があり、酸・アルカリの状態が適切でないと、品質のよい収穫物は期待できないのだ



寒くても、春へと続く冬だからこそ、打てる手を打つ。基礎を固める。それが勝利の因となる



「疾風に勁草を知る」(後漢書)。激しい風が吹いてはじめて、丈夫な草が見分けられる。同じように、人生にあっても“冬”に努力を惜しまないことが、福徳の“春”を呼ぶ力となる。(由)


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